急速に進むネットとリアルの融合!小売り店の購入シーンは実店舗からネットへ

公開日 : 2018年03月01日
更新日 : 2022年02月18日

急速に進むネットとリアルの融合!小売り店の購入シーンは実店舗からネットへ

ネットとリアルの融合と言えば、ネットからリアルの店舗へと顧客を引き込むO2Oを思い浮かべる方が多いかと思いますが、最近では実店舗からネットへの動員の動きも顕著になってきています。そこで今回は、O2Oの状況について、ご紹介していきます。


大きく変化する小売店実店舗の在り方

小売ビジネスと言えば、リアルな店舗が中心でしたが、近年はネットでの通販が充実してきています。
また、配送もリアルタイムに近づいたことから、先進国では米国を中心にEC店舗の売り上げが軒並み実店舗を持つ小売店を大きく上回るようになってきているのです。
それに伴い、小売店の在り方も大きく変化を遂げようとしています。とくに、ネット販売の企業が設置するリアル店舗は、「実店舗でありながら商品を売らない」という新たな方針を打ち出すところも増えており、小売店の在り方には実際に変化が表れ始めているのです。

リアルな店舗で試してネットで購入する顧客が増加するわけ

米国小売大手のウォルマートは、昨年6月に衣料品のネット販売で急成長したボノボスを買収していますが、同社は町中に「ガイドショップ」と呼ばれるショールームを配置して、顧客が商品を試着できるようにしています。
ただし、そこでは直接販売を行わず、「気に入った場合は店内に設置されているタブレット端末で発注する」という徹底ぶりです。せっかくのリアル店舗なのに販売しないのは、一昔前であれば違和感のあるコンセプトだったと思います。
しかし、ネット通販に慣れた顧客は、実際に商品を試すことができれば、「その後の発注をネットで行う」ということに違和感を感じなくなっている傾向にあります。これは、ネット販売が定着したからこそ、顧客が選択する商品購入プロセスと言えるでしょう。

リアルとネットの強みを使いこなすO2Oの知恵比べ

また、リアルの店舗を期間限定とすることで、ネット販売に新規性を持たせる企業も登場し始めています。まさに、リアルがネットへの対応策を探ると同時に、ネットがリアルの新しい活用方法を模索するという「知恵比べの時代」に入っていることが分かります。
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