テレワークを導入されたお客様より、現状のセキュリティ対策で問題はないかといった不安の声を多数いただいています。今回はJBCCがITソリューションを活用してどのように安心安全なテレワークに取り組んでいるか、セキュリティ担当者に話を聞きました。
メンバー
Eigo Osada
長田 英悟(JBCCセキュリティ事業推進本部チャネル開発)
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JBグループ社内のリモート接続はどのようにセキュリティ強化されているのでしょうか?
JBCCでは、自分たちがお客様に販売しているソリューションを実際多く利用しています。
例えば、社内システムへリモート接続するためには、Palo Allto Networks社の GlobalProtect を使用し安全なVPN接続を行っています。
また、今まで安全に守られていたクライアント端末がテレワークなどの社外環境でも安全に利用できるように同じくPalo Allto Networks社の次世代エンドポイントセキュリティ Cortex XDR を全端末にインストールしています。
他にもメールセキュリティにサイバーソリューションズ社のCyberMailを使用し、スパムや不審なメールからの保護や誤送信対策を行っています。
※GlobalProtect:Palo Allto Networks社のVPN、リモート接続でのセキュリティを強化した製品
※Cortex XDR:サイバー攻撃に備ええ、AIによって防御機能を絶えず進化させ、セキュリティ運用効率を向上させるSaaS型のアプリケーション
※CyberMail:オリジナルメールエンジンを持つ高機能、安定的に稼働する国産メールサービス
テレワークを行う上で、情報漏洩対策、セキュリティ対策について、どういったところに気を付けるべきですか?
個人で気を付けるべきはメールです。特にここ数年でお客様先で感染の報告が多いランサムウェアですが、こちらの感染元のほとんどがメールからの感染となっています。
感染しますと、悪意のある攻撃者にPCを乗っ取られ、社内の重要なサーバーやシステムを暗号化し使用できなくされてしまいます。それにより業務が停止し、復旧には数週間から数ヶ月かかった場合もあります。
怪しい添付ファイルがついたメールや、URLに誘導するメールには特に気を付けていただきたいと思います。
コロナ禍でお客様からセキュリティについての相談は増えましたか?
緊急事態宣言が発令された直後は、リモートアクセスに対する相談が非常に多くありました。
最近ではゼロトラストという考え方が広まっており、リモートアクセスや認証、エンドポイントセキュリティに対するご相談が増えてきています。
特にエンドポイントセキュリティにおいては、従来の製品より防御力が高い次世代エンドポイントセキュリティや、EDRといわれる検知能力が高く、検知した後の影響範囲や根絶対応を支援する製品が注目を浴びています。
JBCCでは、こういった脅威に対するセキュリティ対策を導入するだけではなく、導入後の運用を支援するマネージドサービスのご提案が増えています。
JBCCでは多くのセキュリティ製品を扱っていますが、どのような提案が多いですか?
JBCCでは早い段階からクラウドセキュリティに注目してきました。最近のトレンドとしては、オンプレミスで構築した業務システムをパブリッククラウドやSaaSサービスに切り替えるお客様が増えてきています。これにより今までのオンプレミスと違ったセキュリティ対策が必要になります。
また、お客様のセキュリティ脅威を可視化する見える化サービスで脅威を診断した後、ご提案を行ったり、PoCと呼ばれるサービスを無償で体感していただくことも可能です。
ぜひ、セキュリティでお困りごとがあればお声がけいただければと思います。
*最後までお読みいただきありがとうございました。
*この記事は2021年3月撮影時の内容を記事化したものです。
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