医療法人財団 アドベンチスト会
東京衛生病院
【病床数】186床
【診療科】
内科、外科、小児科、産婦人科、整形外科、泌尿器科、緩和ケア科、リハビリテーション科、人間ドック、健診、渡航健診(VISA)
【理念】
こころとからだのいやしのために、
キリストの心でひとりひとりに仕えます。
荻窪駅から徒歩7分と交通至便な場所にある「東京衛生病院」は、「キリストの愛に根差した医の奉仕」を理念とする教会が母体の病院です。産婦人科と緩和ケア科を標ぼうし、生命の誕生から終わりまで患者を支えることを基本方針にしているといいます。そんな特徴を持つ同院は、外来機能を担うクリニックの開設に伴って2003年に亀田医療情報研究所(現・亀田医療情報)*の電子カルテ「Kai」を導入し、2015年には「Kai V3」に更新しました。同院はKaiのどんな点を評価しているのでしょうか。現場が感じる操作感を含めて、診療情報課の今野啓治課長に伺いました。
病院とクリニックで情報を共有できるよう、電子カルテに
貴院の成り立ちについてお聞かせいただけますでしょうか。
【今野課長】当院は1929年に開設した教会を母体とする病院です。アメリカに本部を置くキリスト教・プロテスタントの教会「セブンスデー・アドベンチスト」が医療を普及させようと世界各国に病院を作っていく中で当院も誕生しました。日本では沖縄県と兵庫県にも系列院があります。理念は「キリストの愛に根差した医の奉仕」。イエス・キリストが人々に接したように、誠実で思いやりのある医療をご提供したいと考えています。標ぼう科目は内科、外科、小児科、産婦人科、整形外科、眼科、泌尿器科、歯科、緩和ケア科、リハビリテーション科で、病床数は186床。東京都から2次救急機関に指定されています。
院内に掲げられた理念
産婦人科と緩和ケア科があるのは大きな特徴ですね。
【今野課長】はい。当院は生命の誕生から終わりまで患者さんを支えることをテーマにしていて、それが診療体制にも表れています。中でも、無痛分娩が24時間365日できる病院は東京でも珍しいでしょう。無痛分娩は背中から硬膜外カテーテルという細い管を入れて麻酔薬を注入することでお産の痛みを和らげるものですが、麻酔を行うためには医師が必要になります。当院では常に医師が常駐しているため、年中無休の無痛分娩ができるのです。分娩数は月に約140件、年に約1700件で、うち約85%が無痛分娩です。
*JBCCヘルスケアソリューションサイト『MEDICAL VISION』のページを開きます
【取材協力】
医療法人財団
アドベンチスト会
東京衛生病院
TEL 03-3392-6151
【アクセス】
JR中央線・地下鉄丸ノ内線 荻窪駅北口より徒歩7分
関東バス 東京衛生病院入口(荻窪駅行き)下車徒歩3分 荻窪駅下車徒歩7分