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今話題のVDI(仮想デスクトップ)を徹底解説!
自社に最適なVDIの選び方虎の巻- VDIで実現!ニューノーマルなワークスタイルの変革 -

テレワーク需要の高まりを受け、セキュリティや利便性の高さからも現在注目を集めているVDI(仮想デスクトップ)。
しかし、導入にはコストやシステム構成など、様々な課題がつきものです。ここではいまさら聞けないVDIの概要から種類、選び方までをご説明します。

content 01「VDI」について

「VDI」概要・メリット

Overview

「VDI」とは

「VDI」とは、「Virtual Desktop Infrastructure」の略で、仮想デスクトップを意味します。
ユーザーが利用するデスクトップ環境をネットワーク上に構築し、ユーザーには画面情報のみ転送するサービスです。
スマートフォン・タブレット・PCと、デバイスを選ばずいつでもどこからでも同じ作業環境にアクセスできます。
そのため、急にテレワークが必要になったなど、デバイスの準備が十分でない場合でも、比較的対応が容易です。
VPNは不要ですが、多要素認証によるセキュリティが担保されているほか、端末にデータを残さない運用が可能なため、セキュアな運用が実現できます。
ユーザーの作業環境を一元管理できることから、IT管理者の運用負担を削減し、効率的な運用を可能にします。

MERIT FOR USER

ユーザーのメリット

  • 社外からでもネットワーク経由で情報を入手できる
  • 社内のPCを持ち帰らなくても、自宅からネットワーク経由で職場と同じ環境が使える
  • PCの紛失や、データ消失の危険性が少ない

MERIT FOR SYSTEM

システム管理者のメリット

  • シフト勤務など不定期にシステムを利用するユーザーへの対応が容易
  • パッチの適用やアプリケーション管理など、ユーザーのOS環境の管理が一括で可能
  • アップデートの自動化なども可能
  • 未知の攻撃対策など、セキュリティ対策になる

「VDI」導入事例

在宅勤務で有用な人材を確保!

広告サービス業 G社
従業員数 1,000名

課 題

お客様は人材活用の観点から、家庭の事情でやむを得ず休職、退職せざるを得ない社員を活用できないかと考えていました。社内ヒアリングを行った結果、自宅で仕事が出来るなら働きたいという声がサーベイできました。その為には次の4点が課題として浮上しました。オフィスと同じ業務が出来る事、自宅のPCで作業が出来る事、情報漏えいを起こさない仕組み、社内への安全なアクセス。従来のPCでの適用では困難な問題でした。

解決策

JBCCはお客様のアプリケーション、業務内容をヒアリングし、VMware Hrizone Viewによるデスクトップ仮想化を提案しました。デスクトップ環境は社内のサーバー上に置き、自宅のPCへは画面情報のみを転送します。同時に管理サーバーでUSB、DVD使用禁止を適用します。認証サーバーを配置し、インターネット接続時のセキュリティを確保します。JBCCによるサイジングとストレージ選定により、ストレスのない使用感を目指しました。

効 果

オフィスと同じデスクトップ環境を自宅で利用する事が可能になり、在宅を希望する社員は継続して働く事が可能になりました。自宅PC上にはデータは無い為、従来以上に情報漏えいリスクを下げる事が出来ました。在宅勤務を可能にする事で業務知識を持つ人材を活かせるようになりました。

「VDI」の概要について、お分かりいただけましたか?
では続いて「VDI」の種類について、もう少し詳しくご説明いたします。

content 02「VDI」種類について

「オンプレミス型VDI」と「クラウド型VDI」の違い

オンプレミス型VDI

オンプレミス型VDI

クラウド型VDI

Desktop as a Service

オンプレミス型VDIのメリットと特徴

  • 自社でのフルコントロール管理が可能
  • サーバーの処理性能など、自社の業務内容に応じたカスタマイズ
    構成が可能
  • オンプレミスに設置されたサーバーとの通信が容易

クラウド型VDI(DaaS)のメリットと特徴

  • 自ハードウェアの保守対応やインフラの管理が不要
  • 1ユーザーからのスモールスタート、ユーザーの増減対応が可能
  • 初期投資不要で使った分だけの従量課金
  • 即日利用開始も可能

ハイブリッド型とマルチクラウド型

現在は、クラウド型とオンプレミス型の両方の特徴を生かした、ハイブリッド型のシステムが採用されることも多くなっています。
また、クラウド型VDIを採用する場合でも、ひとつのサービスだけを選ぶのではなく、複数のサービスを組み合わせて活用するマルチクラウド型も考えられます。

「クラウド型VDI(DaaS)」機能比較表

WVD Horizon Cloud Citrix Cloud
最小ライセンス数 1ライセンス 50ライセンス 25ライセンス
ライセンス形態 ユーザー指定 ユーザー指定/同時接続 ユーザー指定
Windows10
マルチセッション対応
〇 (with WVD) 〇 (with WVD)
Office365最適化 〇 (with WVD) 〇 (with WVD)
管理コンソール Webインターフェース Webインターフェース Webインターフェース
東日本リージョン
画面配信
閉域NW画面配信
導入時費用 Azure費用 Azure費用 + VDIライセンス費用 Azure費用 + VDIライセンス費用
課金形態 月額 月額 一括(1~3年)
トータルコスト

ご覧いただいた通り、「VDI 」には大きく分けて「オンプレミス型 VDI 」と「クラウド型 VDI 」がありますが、様々なサービスのいいとこどりをした「ハイブリット型」や「マルチクラウド型」の構成も可能です。
それでは、お客様がどのタイプを導入されたら良いか参考診断をいたしましょう。

content 03「VDI」導入診断

*当てはまる項目にチェックをいただき、VDI 選び方にご参考ください

診断結果を見る

  • じっくり腰を据えて取り組む VDIオンプレミス型がおすすめ

    診断結果 イメージ
  • スピーディーでフレキシブルな VDIクラウド型がおすすめ

    診断結果 イメージ
  • お客様に最適なVDIをご提案JBCC導入サポートがおすすめ

    診断結果 イメージ

診断結果はいかがでしたか?こちらはあくまで参考診断となります。
詳しくは次のJBCCエキスパートがお手伝いする「導入サポート」仮想化アセスメントサービス概要をご覧ください。

content 04「VDI」JBCC導入サポート

仮想化アセスメントサービス概要

STEP.1構想・計画フェーズ STEP.2調査フェーズ STEP.3アーキテクチャ策定フェーズ
次期Clientディスカッション
SysTrack (※)環境構築
Client環境可視化・棚卸
課題解決方針議 論
Architectureデザイン

要件確認/現行ヒアリング

  • クライアントヒアリング
  • ①次期クライアント構想
  • ②現行クライアント構成サマリー
  • ③クライアント課題サマリー

アセスメントツール導入

  • アセスメント概説
  • アセスメントツール導入準備
  • お客様環境NWにツール導入

可視化・棚卸

  • 顕在・滞在課題 可視化
  • ①クライアント環境5大阻害
  • ②阻害要因ドリルダウン分析
  • アプリケーション利用可視化
  • ①高リソース消費App 可視
  • ②グラフィカルApp可視化
  • ③有償App利用状況可視化

課題解決方針論議

  • 課題解決方針検討
  • ユーザー設計見直し
  • 性能別ユーザー階層化
  • アプリケーション構成の見直し
  • PC利用時間の取り決め
    (特にクラウド)

最適化方針の議論

  • VDIインフラサイジング
  • 最適化
  • GPU構成デザイン

(※)SysTrack は LakeSide社のアプリケーションです

STEP.1構想・計画フェーズ

次期Clientディスカッション

要件確認/現行ヒアリング

  • クライアントヒアリング
  • ①次期クライアント構想
  • ②現行クライアント構成サマリー
  • ③クライアント課題サマリー

STEP.2調査フェーズ

SysTrack (※)環境構築

アセスメントツール導入

  • アセスメント概説
  • アセスメントツール導入準備
  • お客様環境NWにツール導入

(※)SysTrack は LakeSide社のアプリケーションです

Client環境可視化・棚卸

可視化・棚卸

  • 顕在・滞在課題 可視化
  • ①クライアント環境5大阻害
  • ②阻害要因ドリルダウン分析
  • アプリケーション利用可視化
  • ①高リソース消費App 可視
  • ②グラフィカルApp可視化
  • ③有償App利用状況可視化

STEP.3アーキテクチャ策定フェーズ

課題解決方針議 論

課題解決方針論議

  • 課題解決方針検討
  • ユーザー設計見直し
  • 性能別ユーザー階層化
  • アプリケーション構成の見直し
  • PC利用時間の取り決め
    (特にクラウド)

Architectureデザイン

最適化方針の議論

  • VDIインフラサイジング
  • 最適化
  • GPU構成デザイン

以上、「VDI」の概要から種類、導入にあたってのJBCCサポートサービス概要をお伝えいたしました。 実際にどのサービスを選べばお客様に最適な構成の「VDI」を導入できるのかは、経験豊富なJBCCの技術者がお手伝いする「導入サポート」へお問い合わせください。