<導入事例>Xupper/GeneXus

1964年に通信機器販売店として京都府で創業したエフビットコミュニケーションズ(以下、エフビット)。現在、IPネットワークサービスからコンサルまで行う「通信事業」や、集合住宅を対象に高速インターネット接続を行う「ISP(インターネットサービスプロバイダ)事業」など、幅広い事業を展開している。同社の新規事業「エフビットでんき」の基幹システムを構築する際に、JBCCのアジャイル開発が採用された。アジャイル開発のメリットなどについて、お話を伺った。


fbit_jirei_title.jpg

社名:エフビットコミュニケーションズ株式会社
事業内容:ESP事業・メガソーラー事業・小売電気 (PPS)事業・ISP事業・VOD事業・JPS事業・SI事業・CATV事業(2016年7月現在)
設立:1964年8月1日
本社:京都市南区東九条室町23
URL:https://www.fbit.co.jp/index.html


積極的に新規市場開拓を行うエフビットコミュニケーションズ


fbit_jirei_1.png

「これまで当社は、時代のニーズを分析し、そのニーズにあった新規市場の開拓に注力してきました」(技術本部・次長・松井良太氏)

そんなエフビットが現在、着目しているのは、環境調和型社会やエネルギー利用効率化社会への移行だ。そんな中で新たに2013年にメガソーラー事業、2016年に小売電気事業に参入を果たしている。

これまで「電気」は、地域ごとに決められた電力会社から購入するという選択肢しかなかった。しかし1995年、電気事業法が改され、2000年に大規模工場やデパート、オフィスビルなどが対象となる「特別高圧」区分が自由化された。2004 〜2005年にかけて、中小規模工場やオフィスビル、スーパーなどが対象になり、その範囲を拡大。2016年には、一般家庭や商店などが対象となる「低圧」区分も自由化された。


新規事業への参入により、新たな基幹システムの構築が必要に


fbit_jirei_2.png

「まず、高圧区分の小売電力事業から参入しました。しかし、当社にはナレッジや資産がありません。そこで、独自のサービスメニューを作り、電力事業に対応した新たな仕組みを構築することになりました」と松井氏。

そこで問題になったのが、基幹システムの構築だ。エフビットは、既存事業で基幹システムを運用しているが、これらの基幹システムでは、小売電力事業への対応は難しい。そこで、新規事業に適した基幹システムの構築が必要となった。

一般に、基幹システムを構築する際、パッケージソフトを使う方法と、新たにシステムを独自開発する方法のどちらかを選ぶことになる。

この2つの方法には、それぞれメリットとデメリットがある。
パッケージソフトは、短期間・低コストで構築できるという点がメリット。しかし、自社の業務に合わせた運用は難しく、融通が利きにくい。カスタマイズすることで、ある程度の対応はできるものの、拡張性や柔軟性には乏しい。

一方、独自開発であれば、拡張性や柔軟性を確保しつつ、自社の業務に合わせたシステムを構築できる。しかし、開発期間が長期に亘る上、開発コストがかさむという問題がある。

「当初は、パッケージソフトでのシステム構築を検討しました。しかし、電力事業に特化したパッケージソフトはコストが高く、導入のハードルになりました。

そこで、汎用的なパッケージソフトをカスタマイズする方法を検討しました。しかしその場合、カスタマイズにコストがかさむため、結果的にはフルスクラッチ開発とさほど変わらないということがわかりました。

となると、フルスクラッチ開発を検討しなければなりません。しかしその場合、要件定義や開発に時間がかかりすぎてしまいます」(管理本部・京都CC・次長・平田茂寛氏)

どちらも一長一短といった状況で頭を悩ませている中、JBCCからアジャイル開発という提案があった。


続きを読む

※Agile-Xサイトへ遷移します

お問い合わせ

製品・ソリューションに関する資料請求・お問い合わせ

お問い合わせ

セミナー情報

一覧へ