お問い合わせ

IBM i 7.3は2023年4月末で営業活動が終了となり、サポートも2023年9月30日終了と発表されていましたが、今回2023年10月1日以降も継続サポートを希望される企業向けに、「IBM i OS 7.3 バックレベルプログラム支援サービス」が発表されました。

従来のサービスとの変更点と注意点をまとめました。

また、バックレベルプログラム利用検討・更新時には、ぜひバージョンアップ、マシンリプレースについてご検討いただくようお願い致します。
検討に迷われているお客様がございましたら、是非一度「IT Modernizationクリニック」までご相談下さい。  
JBCCでは、お客様の課題事項やご要望に則したご提案を差し上げております。

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ITモダナイゼーションサービス

変更点

従来 0S 7.2までのバックレベルプログラム支援サービスについては最長3年間まで一括契約できていたものが、今回のOS 7.3のバックレベルプログラム支援サービスについての発表では、3年間のサポート期間があるものの、1年間単位での契約方式に変更となりました。 
※自動継続契約もできません

バックレベルプログラム支援サービス契約の前提と注意点

  • SWMA契約が締結済みであることが前提となります。
  • 通常のSWMA費用に加えてバックレベルプログラム支援サービスの費用が発生致します。
  • バックレベルプログラム支援サービスの費用は、1年目の料金、2年目の料金、3年目の料金と年度毎に変更になります。
  • SWMAの料金が変更となった場合、その都度サービス料金が変更になります。

発表内容

サービスの概要

「IBM i 7.3 バックレベル・プログラム支援サービス」のご案内です。
サービス提供期間は2023/10/01より2026/09/30までの3年間ですが、現在ご契約いただける期間は2023/10/01より2024/09/30までの1年間とさせていただきます。
年度毎の更新時にはアップグレード、移行、テクニカルリフレッシュについてご検討いただくようお願い致します。
下記ガイドをご参照の上、申請をお願い致します。

サポート内容:
障害についてUS-開発部門によるサポートを提供します。開発部門の判断により、Bypass、テンポラリーFIXなどが提供されます。国内のサポート・センターによる関連情報DB検索などのサービスも提供します。

契約期間:
2023年10月1日より2024年9月30日まで。*自動継続契約ではありません。

サポート受付について

IBM サポート(システム・テクニカル・サービス・センター:STSC) では、Web でのお問い合わせを推奨しています。Web をご利用いただくことでスムーズに調査を開始することができるため、是非Web でのお問い合わせをご利用ください。

IBMサポートへのお問い合わせはWebからが便利です!
https://ibm.biz/BdPKxn

IBM Powerソフトウェアサポート製品( AIX , PowerVM , PowerHA, IBM i )のサポートへの問い合わせ方法について
https://www.ibm.com/support/pages/node/6846797

電話でのお問い合わせ方法

•センター受付電話番号:0120-557931
•サービス時間帯はSWMAに準じます。
•9:00-17:00,ただし土日祝日、年末年始休日(12月30日~1月3日)、および法定点検日を除きます。
•影響度1の障害の場合は24時間365日のサポートがあります。
•サポートIDは7桁(0+ICN#)、SWMAと共有です。

契約前提条件:
•バックレベル・プログラム支援サービス対象ソフトウェア製品の前提のSWMA契約が締結済みであること。
•SWMA契約無しで当サービスだけ契約を行ってもサポートが受けられません。事前にご確認ください。

対象製品:
IBM i 7.3 (5770-SS1)
従来のサポート同様、新規fix作成可能なコンポーネントと使用方法に関する日常的かつ短時間の質問および既知障害の検索のみのサポートがあります。詳しくは「サービス対象プログラム」のリンク先をご参照下さい。対象リストは本文書の最後をご参照下さい。ここに掲載されていないものは個別見積りとなります。

※2023年3月時点では「サービス対象プログラム」の内容については連携されておりません。
2023年3Q頃に連携される見込みです。

サポート提供条件:
•ご契約時に必ずしも最新のPTFレベルでなくても構いませんが、サービス対象プログラムの問題解析のために、IBMが必要と判断した最新のPTF(累積PTF、グループPTF、および個別PTF)を適用していただく場合があります。
•サービス対象プログラムの問題解析の結果、プログラムの修正が必要な場合には、修正情報はサービス対象プログラムのその時点での最新の累積PTFレベル、グループPTF、および個別PTFレベルに基づき作成されます。
•その他詳細な条件はサービス仕様書および別紙をご確認ください。
•前提である有効なSWMAがあるプロセッサー数(Core)をバックレベルプログラム支援サービスの見積り対象としてください。

サービス料金:
•料金方式:月額・年額料金方式
•機械グループの区分:SWMAの区分と同じです。
•サービス料金算定:機械グループ/プロセッサー(Core)数単位
•該当の機械グループ価格でサポート対象のプロセッサー(Core)数を整数でかけた総額です。
•前提である有効なSWMAがある機械プロセッサー数(Core)をバックレベルプログラム支援サービスの見積り対象としてください。EOSでない製品や、サポートがすでに切れているがサポートされていない製品、VIOSのCPは数から除いてください。マイクロパーティショニングの場合はUncappedの区画は小数点以下を切り上げて整数で数えてください。Cappedの場合は小数点以下の区画を全て足した数を切り上げて整数にして下さい。
•2023年10月からのIBM i 7.3バックレベル・プログラム支援サービスでは、1年目の料金、2年目の料金、3年目の料金と年度毎に変更になります。また、SWMAの料金が変更となった場合、その都度サービス料金が変更になりますので、ご注意ください。

解約:
•原則、バックレベル・プログラム支援サービス期間中の途中解約は出来ません。ただし対象製品の使用許諾契約を解約した場合、または使用を中止した場合は、3ヶ月前にご連絡をいただくことで解約は可能です。

パートナー様経由での申請プロセス

•パートナー様経由のお客様はパートナー様からの見積申請になります。
•パートナー様は見積申請書の用紙に必要項目を記入の上、指定されたFAX番号へ送付して下さい。

契約時の注意

•お問い合わせ時に使用するサポートID(0+ICN)はSWMAで使用しているIDです。
•契約時に捺印済みの契約書を指定されたFAXへ送付して下さい。
•契約処理が完了後、現在ご使用中のSWMAのサポートID(お客様番号)がバックレベル・プログラム支援サービスサポートIDとしても使用できるようになります。
•登録が完了するまで、サービスは受けられません。

ご契約の際の登録申請書の送付は廃止しました。捺印済みの契約書のみ送付いただきますようお願い致します。(2019/07/10)

関連リンク

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