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2023年10月11日

2026年02月24日

IaaSとは?意味・メリットから失敗しない選び方、PaaS・SaaSの違いまで徹底解説

IaaSとは?意味・メリットから失敗しない選び方、PaaS・SaaSの違いまで徹底解説
この記事でわかること
  • AWS・Azure・GCPの「本当の違い」——機能比較だけでなく、自社に合うサービスを選ぶための判断軸がわかる
  • 導入で失敗する企業の共通点——コスト超過・期間長期化を防ぐために、事前に潰すべきリスク
  • 「稟議を通す」ための説得材料——経営層に響くメリットの伝え方と、平均30%コスト削減の実績

「サーバーの老朽化対応、いつまで続けますか?」

ハードウェアの故障対応、深夜の緊急コール、5年ごとのリプレース——こうした「守りの業務」に追われ、本来やるべきDXや新規事業に手が回らない。それが今、多くのIT部門が直面している現実です。

IaaSは、この悪循環を断ち切る切り札。「2025年の崖」と「AI活用」という2つの波が同時に押し寄せる今、レガシーシステムから脱却し、IT部門を「コストセンター」から「価値を生む組織」へ変革する——その具体的な道筋を、本記事で解説します。

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この記事の目次

なぜ今、日本企業に「IaaS」が最適解なのか

なぜ今、日本企業に「IaaS」が最適解なのか

「IaaS=クラウド上のサーバー貸し」—そう思っていませんか?

その認識では、IaaSの価値を10分の1も引き出せません。IaaSの本質は、ハードウェア保守から解放され、DX推進や新規事業開発といった「攻めの業務」にリソースを振り向けるための「時間創出エンジン」です。

情シス部門の業務時間のうち、サーバー監視・障害対応・ベンダー調整といった「守りの業務」が何割を占めているか、一度棚卸ししてみてください。おそらく、想像以上の時間がそこに消えているはずです。IaaSは、その時間を「経営に貢献する業務」に転換するための投資なのです。

「2025年の崖」と「AI時代」が同時に迫る今、IaaSを選ぶべき理由

経済産業省が警鐘を鳴らす「2025年の崖」をご存知でしょうか。基幹システムの老朽化を放置すれば、2025年以降、年間最大12兆円の経済損失が発生するという試算です。

同時に、生成AIの活用拡大という波も押し寄せています。レガシーシステムを抱えたままでは、AIを活用したデータ分析も、クラウドネイティブな新サービス開発も不可能。競合に差をつけられる一方です。

IaaSなら、既存のシステム構成を維持したまま移行できるため、業務を止めずに「崖」を回避し、同時にAI活用の基盤を整えられます。「現実解」として、今もっとも選ばれている理由がここにあります。

IaaSとは?基本概念と仕組みをわかりやすく解説

「IaaSって結局何?」と聞かれたとき、上司や経営層に30秒で説明できますか?ここでは専門用語を極力避けながら、本質をお伝えします。

IaaSの意味・読み方と定義

IaaS(Infrastructure as a Service)は「イアース」と読みます。

一言でいえば、「サーバー・ストレージ・ネットワークといったITインフラを、インターネット経由で『借りる』サービス」です。

従来は、サーバー機器を購入し、データセンターと契約し、自社で運用・保守する必要がありました。IaaSでは、これらすべてが「月額料金」で利用可能になります。

つまり、「所有」から「利用」へのパラダイムシフト。この転換が、後述する数々のメリットを生み出します。

IaaSの仕組み:責任共有モデルで理解する

「クラウドに移行したら、全部お任せできるんでしょ?」——これは危険な誤解です。
IaaSには「責任共有モデル」という考え方があります。

担当 責任範囲
クラウド事業者 物理サーバー、ストレージ、ネットワーク機器、データセンター設備
利用企業(あなた) OS、ミドルウェア、アプリケーション、データ、セキュリティ設定

クラウド事業者が担うのは「土地と建物」、利用企業が担うのは「内装と家具」と考えるとわかりやすいでしょう。

この境界線を理解しないまま導入すると、「セキュリティ設定漏れ」「障害時の責任所在の曖昧さ」といったトラブルに発展します。導入前に、自社の運用体制を見直すことが必須です。

オンプレミスとの違い:所有から利用へ

「オンプレミスのままでいいのでは?」と思う方もいるかもしれません。両者の違いを、経営視点で整理します。

項目 オンプレミス IaaS
初期投資 数千万〜数億円(サーバー購入、DC契約) ほぼゼロ(月額課金)
調達期間 数週間〜数ヶ月 数分〜数時間
拡張性 ハードウェア追加購入が必要 クリック操作で即時拡張
廃棄コスト 処分費用・データ消去対応が必要 契約解除で完了
会計処理 設備投資(CapEx) 運用費(OpEx)

注目すべきは会計処理の違いです。オンプレミスは「設備投資(CapEx)」として資産計上されますが、IaaSは「運用費(OpEx)」として処理可能。経営の柔軟性が格段に向上します。

IaaS・PaaS・SaaSの違いと使い分け

「IaaSとSaaSって何が違うの?」「うちの場合、どれを選べばいいの?」——この質問は稟議の場でも頻出します。単なる機能比較ではなく、「自社のケースではどれを選ぶべきか」という判断基準をお伝えします。

クラウドサービス3分類の全体像

SaaS・PaaS・IaaSは、「どこまで自社でコントロールするか」で分類されます。

  • SaaS(Software as a Service):完成されたアプリを使う(例:Microsoft 365、Salesforce)
  • PaaS(Platform as a Service):開発環境を借りて、アプリを作る(例:Heroku、Google App Engine)
  • IaaS(Infrastructure as a Service):インフラだけ借りて、OS以上は自由に構築(例:AWS EC2、Azure VM)

自由度はIaaSが最も高い一方、運用負荷もIaaSが最も高い。このトレードオフを理解した上で選択することが重要です。

SaaS・PaaS・IaaSの違い一覧【比較表】

項目 SaaS PaaS IaaS
管理範囲 アプリの利用のみ アプリ開発・運用 OS以上すべて
自由度 低い(機能は固定) 中程度 高い(何でもできる)
必要スキル 低い 中程度 高い
コスト構造 月額固定が多い 従量課金中心 従量課金中心
代表的サービス Microsoft 365、Salesforce Heroku、Google App Engine AWS EC2、Azure VM、GCE
向いているケース 業務アプリをすぐ使いたい 新規アプリを素早く開発したい 既存システムを移行したい

自社に最適なモデルを選ぶ判断基準

迷ったら、以下のチェックリストで判断してください。

IaaSを選ぶべきケース

  • 独自開発の基幹システムがある
  • 特定のOS・ミドルウェアに依存している
  • 厳格なセキュリティ・コンプライアンス要件がある
  • 既存システムを「そのまま」クラウドに移したい

SaaS/PaaSで十分なケース

  • 標準的な業務アプリ(メール、グループウェア等)を使いたい
  • 新規サービスを素早く立ち上げたい
  • インフラ運用にリソースを割けない

IaaSを導入する5つのメリット

IaaSを導入する5つのメリット

「IaaSを導入したい」と思っても、上司や経営層を説得できなければ話は進みません。ここでは、稟議資料にそのまま使える「説得材料」としてメリットを整理します。

初期投資を抑えてコストを最適化できる

「数千万円の設備投資」が「月額数十万円の利用料」に変わる——これがIaaS最大の経済効果です。

サーバー購入、データセンター契約、空調設備、電気代……オンプレミスでは、システム稼働前に多額の初期投資が必要でした。IaaSなら、使った分だけ払う従量課金モデルに移行できます。

特に効果が大きいのは、需要変動の激しい業種。たとえば製造業では、繁忙期にリソースを増やし、閑散期に減らすことで、年間を通じた余剰コストを大幅に抑えられます。

ビジネスの変化に応じた柔軟なスケーリング

「来月から新規事業を立ち上げたい」「TVで紹介されてアクセスが急増した」——こうした状況に、オンプレミスでは対応できません。サーバー調達に数週間〜数ヶ月かかるからです。

IaaSなら、数クリック・数分でリソースを拡張・縮小可能。ビジネスのスピードに、インフラが追いつかないという事態を回避できます。

ある小売企業では、年末商戦の3ヶ月間だけサーバーを3倍に増強し、終了後は元に戻すという運用を実現。機会損失ゼロ・無駄なコストゼロを両立しています。

環境構築の自由度が高い

SaaSでは「このOSは使えません」「この機能は追加できません」という制約がつきもの。しかしIaaSなら、OS・ミドルウェア・アプリケーション構成を自由に選択できます。

「20年前に開発した基幹システムをそのまま動かしたい」「特殊な業務アプリを使い続けたい」——こうした要件にも、IaaSなら対応可能です。

BCP対策を強化できる

日本は地震・台風などの自然災害リスクが高い国。自社ビルのサーバールームに基幹システムを置いたまま、本当に大丈夫ですか?

IaaSを提供するクラウド事業者は、地理的に分散した堅牢なデータセンターを運用しています。複数拠点へのバックアップ、高い物理セキュリティ、24時間365日の監視体制——自社で同等の環境を構築するには、莫大なコストがかかります。

2024年の能登半島地震では、オンプレミスのサーバーが被災し、業務復旧に数週間を要した企業もありました。BCP対策として、IaaSへの移行は「保険」ではなく「必須」になりつつあります。

運用負荷を軽減しDX推進にリソースを集中できる

ハードウェア故障対応、ファームウェア更新、ベンダー折衝…こうした「守りの業務」に、情シス担当者の時間がどれだけ奪われているか。

IaaSに移行すれば、物理インフラの保守から解放されます。その時間を、DX企画、データ分析、AI活用といった「攻めの業務」に振り向けられるようになります。

IT部門が「保守」から「創造」へシフトすることで、企業全体の競争力向上に貢献できる。それがIaaS導入の本質的な価値です。

IaaS導入前に知っておくべきデメリットと対策

「IaaSはいいことばかり」と思っていませんか?導入後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、事前に知っておくべきデメリットとその対策を解説します。

専門知識を持つ人材が必要

IaaSは自由度が高い反面、サーバー構築・ネットワーク設計・セキュリティ設定などの専門スキルが求められます。「クラウドにすれば楽になる」と思っていたのに、逆に負担が増えたという声は少なくありません。

対策:自社にスキルがない場合は、「運用付きIaaS(マネージドサービス)」を選択するか、伴走型パートナーを活用しましょう。JBCCでは、設計から運用まで一貫してサポートする体制を整えています。

運用設計の複雑さ

クラウドに移行したら、設定項目が多すぎて混乱した」——これもよく聞く声です。オンプレミスでは意識しなかった設定が、クラウドでは必要になるケースがあります。

対策:Infrastructure as Code(IaC)を導入し、設定をコード化・自動化することで、人的ミスを減らし、運用負荷を軽減できます。また、外部の運用代行サービスを活用する選択肢もあります。

セキュリティ設定漏れのリスク

責任共有モデルにおいて、OS以上の層は利用企業の責任。ここで設定漏れが発生すると、重大なセキュリティインシデントにつながります。

実際、クラウドの設定ミスによる情報漏洩事故は後を絶ちません。「クラウド事業者が守ってくれる」という過信は禁物です。

対策:導入前にセキュリティ設計を専門家と一緒に行い、定期的な監査体制を構築しましょう。クラウドセキュリティの第三者診断サービスの活用も有効です。

ネットワーク依存によるリスク

IaaSはインターネット接続が前提。回線障害が発生すると、業務が完全に止まるリスクがあります。

対策:専用線(AWS Direct Connect、Azure ExpressRoute等)や閉域接続を採用し、インターネット回線とは別のルートを確保。さらに、冗長構成を組むことで、通信障害時の影響を最小限に抑えられます。

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主要IaaSサービス比較

「AWS、Azure、GCP……どれを選べばいいの?」——これが、IaaS導入検討者の最大の悩みです。ここでは、ベンダー選定の検討材料として、各サービスの特徴を整理します。

主要IaaSクラウドサービスの特徴

AWS(Amazon Web Services)

クラウド市場シェアNo.1。200以上のサービスを展開し、「できないことがない」と言われるほど機能が充実。大規模システムや、複雑な要件を持つ企業に選ばれています。一方、サービスが多すぎて「何を使えばいいかわからない」という声も。

Azure(Microsoft Azure)

Microsoft製品との親和性が最大の強み。すでにMicrosoft 365やWindows Serverを使っている企業なら、シームレスな連携が可能。Active Directoryとの統合も容易で、エンタープライズ企業に人気があります。

GCP(Google Cloud Platform)

AI/ML分野での先進性が特徴。BigQueryによる大規模データ分析、Vertex AIによる機械学習基盤など、データ活用に強みがあります。コンテナ技術のKubernetesもGoogle発。先進的なテクノロジーを活用したい企業に選ばれています。

Oracle Cloud(OCI)

Oracle製データベースとの相性が抜群。Oracle DBを使っている企業なら、OCIへの移行でパフォーマンス向上とコスト削減を同時に実現できるケースが多い。データ転送料は月10TBまで無料※という料金体系も魅力です。※一定条件下で無料。

IBM Cloud

ハイブリッドクラウドに強み。オンプレミスとクラウドを柔軟に組み合わせた構成が得意。ISMAP(政府情報システムのためのセキュリティ評価制度)取得済みで、金融・公共など規制の厳しい業種に選ばれています。

【比較表】主要サービス一覧

サービス 強み 適したユースケース 料金体系 国内リージョン
AWS 豊富なサービス、圧倒的シェア 大規模・複雑なシステム 従量課金+リザーブド割引 東京、大阪
Azure Microsoft製品との統合 Windows資産活用、M365連携 従量課金+予約割引 東日本、西日本
GCP AI/ML、データ分析 AI活用、ビッグデータ 従量課金+確約利用割引 東京、大阪
IBM Cloud 高セキュリティ、ISMAP対応 金融・公共など規制業種 従量課金 東京
Oracle Cloud Oracle DB最適化、転送料無料 Oracle DB中心システム 従量課金、転送10TB無料 東京、大阪

選定のポイント:
「どのサービスが優れているか」ではなく、「自社の要件に最も合うのはどれか」で判断してください。Microsoft製品を多用しているならAzure、Oracle DBがあるならOCI、AI活用を推進したいならGCP——というように、自社の状況に合わせた選択が重要です。

失敗しないIaaSの選び方

「なんとなくAWSを選んで、後悔した」——こうした失敗を防ぐために、RFP作成やベンダー比較に使える選定基準を解説します。

導入目的と移行要件を明確にする

まず、「なぜIaaSを導入するのか」を言語化してください。

  • コスト削減が目的なのか?
  • BCP対策が目的なのか?
  • DX推進の基盤構築が目的なのか?

目的が曖昧なまま導入すると、「結局何がしたかったのか」がわからなくなり、プロジェクトが迷走します。

また、移行要件も事前に整理しましょう。「既存システムをそのまま移行したい(リフト&シフト)」のか、「移行を機に最適化したい(リファクタリング)」のかで、選ぶべきサービスや必要な期間が大きく変わります。

コストの透明性と料金体系を確認する

「クラウドにしたら安くなると思ったのに、請求額を見て驚いた」——これもよくある失敗です。

クラウドには「見えにくいコスト」が存在します。

  • データ転送料(エグレス料金):クラウドから外部へのデータ転送に課金
  • APIリクエスト料金:API呼び出し回数に応じて課金
  • ストレージI/O料金:データの読み書き回数に応じて課金

これらを見落とすと、想定外の請求が発生します。導入前に、3ヶ月〜6ヶ月の運用を想定したコストシミュレーションを行いましょう。

セキュリティ・サポート体制を確認する

業界固有の規制への対応状況を確認してください。

  • 金融業:FISC安全対策基準
  • 医療業:3省2ガイドライン
  • 公共:ISMAP

また、日本語サポートの有無も重要です。障害発生時に英語でしか問い合わせできないと、対応が遅れます。24時間365日の日本語サポートがあるか、運用支援サービスの範囲はどこまでか——事前に確認しておきましょう。

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「自社に最適なIaaSがわからない」「選定基準の優先順位がつけられない」—— クラウド相談会では、貴社の状況をヒアリングし、最適な選択肢をご提案します。

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IaaS導入の流れと移行時の注意点

「導入を決めたけど、何から始めればいい?」——ここでは、導入プロセスの全体像と、各フェーズでのつまずきポイントを解説します。

導入プロジェクトの一般的なステップ

IaaS導入は、以下のステップで進行します。

  • 現状分析:既存システムの棚卸し、課題の洗い出し
  • 要件定義:移行目的・範囲・スケジュールの明確化
  • ベンダー選定:RFP作成、提案評価、契約
  • PoC(概念実証):小規模環境での検証
  • 移行計画策定:詳細スケジュール、リスク対策の策定
  • 移行実施:段階的な移行、並行稼働、切り替え
  • 運用開始:監視体制構築、継続的な最適化

これらすべてのステップを、自社リソースだけでカバーするのは容易ではありません。JBCCは、すべてのフェーズを一貫してサポートできます。要件整理から移行ロードマップの作成までを「クラウド移行コンサルテーションサービス」として無償でご提供。移行実施もJBCCが対応可能で、運用開始後も「EcoOne」などのマネージドサービスで継続サポートします。

「自社だけでは難しい」「何から始めればいいかわからない」——そんなお悩みは「クラウド相談会」にお申し込みください。

▶ クラウド相談会のご案内:https://www.jbcc.co.jp/lp/iaasws/

移行時に発生しやすいリスクと対策

移行プロジェクトで頻発する3大リスクと、その対策を押さえておきましょう。

リスク 内容 対策
互換性問題 既存アプリがクラウド環境で動かない PoC段階で徹底検証、必要に応じてアプリ改修
期間長期化 想定より移行に時間がかかる バッファを持ったスケジュール設計、段階的移行
コスト超過 移行コスト・運用コストが予算を超える 事前のコストシミュレーション、定期的なコスト監視

これらのリスクは、経験豊富なパートナーの支援があれば大幅に軽減できます。「自社だけでやり切る」にこだわらず、外部リソースの活用を検討してください。

移行後の運用で押さえておくべきポイント

移行完了はゴールではなく、スタートです。

移行直後は安定稼働していても、時間が経つにつれて「コストが膨らんでいる」「パフォーマンスが劣化している」といった問題が発生しがち。以下のポイントを継続的に実施してください。

  • 監視体制の確立:異常を早期検知する仕組みの構築
  • コスト最適化:未使用リソースの削除、リザーブドインスタンスの活用
  • セキュリティ更新:OSパッチ適用、脆弱性診断の定期実施

「移行したら終わり」ではなく、「移行してからが本番」という意識で運用に臨みましょう。

【事例】IaaS導入で成果を上げた企業の成功パターン

「本当に効果が出るの?」という疑問に、実際の成果でお答えします。
JBCCがご支援した企業では、以下のような成果が生まれています。

公益財団法人 新国立劇場運営財団様の事例
現代舞台芸術を支える基幹ネットワークを刷新し、Azure移行によりインフラコスト35%削減を達成。トータルコストを増やすことなくセキュリティ強化を実現しました。

主な成果:

  • クラウド移行コンサルテーションでリソースを最適化し、インフラコスト35%削減
  • 削減したコストをセキュリティ対策に投資し、エンドポイントセキュリティを強化
  • 全館停電時でもクラウド上のサーバーにアクセス可能となり、業務継続性が向上
  • ハードウェアトラブル対応が激減し、担当者の運用負荷を大幅に軽減

▶ 導入事例の詳細:https://www.jbcc.co.jp/casestudy/solution/cloud/nntt.html

条件次第では、JBCCのクラウド移行支援により平均30%程度のコスト削減を達成するケースもあります。

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「自社でも同じような成果を出せるだろうか?」 クラウド相談会では、貴社の現状を診断し、成功への道筋をご提案します。

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IaaSに関するよくある質問(FAQ)

IaaSとVPSの違いは?

VPS(仮想専用サーバー)は、固定リソース・月額固定料金が一般的。「このスペックのサーバーを借りる」というイメージです。

一方、IaaSは従量課金で、リソースを柔軟に増減できます。「必要なときに、必要な分だけ使う」という使い方が可能。

スケーラビリティ(拡張性)を重視するならIaaS、固定コストでシンプルに運用したいならVPSという使い分けが一般的です。

セキュリティは大丈夫?

「クラウドはセキュリティが心配」という声は根強いですが、適切な設定を行えば、オンプレミス以上の安全性を確保できます。

AWS、Azure、GCPといった大手クラウド事業者は、世界最高水準のセキュリティ体制を構築しています。ISO 27001、SOC 2、PCI DSSなど、各種認証も取得済み。

むしろリスクとなるのは、利用企業側の設定ミス。責任共有モデルを理解し、自社責任範囲のセキュリティを確実に設計することが重要です。

まとめ:IaaS導入で「保守」から「創造」へシフトする

IaaS導入の本質は、単なるコスト削減ではありません。ハードウェア保守という「守りの業務」から解放され、DX推進・AI活用・新規事業開発という「攻めの業務」にリソースをシフトすること。それがIaaSの真の価値です。

IaaS導入は「ゴール」ではなく、その後のDX(AI活用、データ経営)への「スタートライン」。本記事で解説した選定基準と導入ステップを参考に、IT部門を「コストセンター」から「バリューセンター」へと進化させる第一歩を踏み出してください。

「何から始めればいいかわからない」なら、まずはご相談から。

JBCCの「クラウド相談会」では、貴社の現状をヒアリングし、最適な移行プランを無償でご提案します。要件整理から移行ロードマップ作成まで、経験豊富な専門家がサポート。

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企業のIT活用をトータルサービスで全国各地よりサポートします。

JBCC株式会社は、クラウド・セキュリティ・超高速開発を中心に、システムの設計から構築・運用までを一貫して手掛けるITサービス企業です。DXを最速で実現させ、変革を支援するために、技術と熱い想いで、お客様と共に挑みます。