AI自動検品サービス「イノベース -Inspection-」とは?
皆さん、はじめまして!JBCCでAIサービスを担当しているイノベースの近藤です。
JBCCグループでは2022年度より社員の挑戦を応援する社内起業家プログラムが開始され、その取り組みの一つとしてAIを専門に取り扱う「イノベース」を社内起業しました。 イノベース設立の背景などについては、来月のコラムでご紹介します!
今回は、私たちが提供する AI自動検品サービス「イノベース -Inspection-」についてご紹介します!
AI自動検品サービス「イノベース -Inspection-」とは
AI自動検品サービス「イノベース -Inspection-」とは、製造・品質管理の現場で検査員が目視で行っている検品作業をAIで自動化し、効率化するための月額制のクラウドサービスです。
検品対象はプリント基板やガラスなどさまざまなものを対象としています。
これまで様々な製造業のお客様のお話を伺う中で、「AIは導入してみたいけど、導入コストが高くてリスクが大きい」、「撮像装置開発やAI学習に多くの時間をかけても精度や効果が出るかはわからない」などたくさんのお声をいただきました。
こうしたお話を聞く中で、「AI導入のハードルを下げるために、簡単に高い精度が出るAIを作れないか?」と考えるようになりました。
そこで、私たちはAI学習の完全自動化と常に最新技術を反映し、高い精度を実現するクラウドサービス「イノベース -Inspection-」を開発しました。
その中から主な特徴を2点紹介させていただきます!
AI自動検品サービス「イノベース -Inspection-」の特徴
(1)正常画像(良品画像)のみで学習が可能
従来型のAIでは、学習をさせるために正常画像と異常画像の両方を150枚〜300枚程度必要となりますが、日本の製造業のお客様はとても品質が高く、そもそも異常品が出る頻度が少ないため、画像を準備して、AIに学習させるためには数か月〜1年近い期間を要してしまうことがありました。
「イノベース -Inspection-」では、AI学習に必要なものは少量の正常画像のみです。
30枚〜150枚程度の正常画像で学習が可能なため、手間や時間をかけずに使い始めることができます。また、従来型のAIにあるような異常箇所を担当者が確認してAIに覚え込ませるような作業も不要です。
(2)ワンクリックでAIの学習が可能
従来のAIサービスでは専門のAIエンジニアが画像の加工を行ったり、細かいパラメータ調整などを数ヶ月ほどかけて行い、学習していく必要がありました。
「イノベース -Inspection-」では、専門のAIエンジニアが行う作業をすべて自動化したため、Web画面から「学習」ボタンをクリックするだけ。どなたでも簡単にAI学習を行うことができるのです!
オススメするお客さま
「イノベース -Inspection-」は、このようなお客様におすすめします。
- 検品作業に時間やコストがかかっている
- 検査員の人手が足りない
- 検査員によって検査精度にばらつきがある
- 製品の高い品質を保ちたい
「無料画像診断」実施中!
どこよりも簡単で始めやすい!高精度なAI自動検品「イノベース -Inspection-」の詳細については、こちらをご覧ください。ただいま、検品対象の画像をお送りいただくと、「イノベース -Inspection-」で判定が可能か診断するサービスを無料で実施しています。
お気軽にご相談ください!
執筆者
近藤 綾華
JBCC株式会社 サービス事業 SI事業部 イノベース
ECサイトの構築やシステム開発のプロジェクトマネジメントに従事。
その後はサービスデザインやUI/UXデザインの経験を積み、現在はAIに関する新規事業開発を担当しています。
企業のIT活用をトータルサービスで全国各地よりサポートします。
JBCC株式会社は、クラウド・セキュリティ・超高速開発を中心に、システムの設計から構築・運用までを一貫して手掛けるITサービス企業です。DXを最速で実現させ、変革を支援するために、技術と熱い想いで、お客様と共に挑みます。