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「 Microsoft 365 大好きオジサン」の気になる2023年5月のアップデート

公開日 : 2023年06月02日
更新日 : 2023年10月17日

皆さんお元気ですか?「 Microsoft 365 大好きオジサン」こと 中村 太一 です。相変わらず寒暖差が激しい日々が続いていますが体調いかがでしょうか。しかし確実に着る服が薄手になってきましたね。暑いのは苦手だけど夏はワクワクします。家庭菜園の夏野菜がいつもたくさん収穫できるので!

5月には Microsoft の開発者向けイベント「 Microsoft Build 2023 」が開催されましたね。開発者向けなので非開発者にとっては遠い話題もありつつも「 Windows Copilot 」は非常に気になるのではと思います。イベントのキーノート内で紹介されたデモでは「仕事の生産性を上げるためにどのようにシステムを調整すれば良いですか?」と Windows Copilot に質問するだけでPCの各種設定変更を提案してくれます。他にも PDF ファイルの内容を要約してくれる紹介もありました。これによりすべての Windows ユーザーがパワーユーザーになると、キーノートで登壇していた Microsoft のCEOのサティア・ナデラさんが言っていました。つまりユーザーが Windows に深い知識がなくとも、やりたい事を Windows Copilot に伝えるだけで実質PCを使いこなせる(パワーユーザーになる)という事でしょう。

さて、そんな夢のある話も出てきていますが、本記事では現実的に Microsoft 365 の機能展開されている情報を追っていきます。今回も先月(5月)の気になるアップデート情報から僕の独断と偏見で3点挙げて紹介していきます。


「 Microsoft 365 大好きオジサン」の気になる2023年5月のアップデート

目次

  1. Microsoft Teams : Wiki の移行を促すアナウンス開始
  2. Microsoft Teams : アバターの一般提供開始
  3. Microsoft Forms : 回答者が回答後に編集できる機能

1. Microsoft Teams : Wiki の移行を促すアナウンス開始

Microsoft Teams が登場した当時から、チームにチャネルを追加すると自動生成される「 Wiki 」タブがありました。チームやチャネルに関するメモ書きや会議の議事録などの利用シーンがあり動作もキビキビしていてすぐに入力・閲覧ができる反面、以前から検索に難があるなどで結構不人気でネガティブな意見も多々ありました。そんな事もあってか Wiki タブは廃止が計画され OneNote を使うようにアナウンスされています。段階的なスケジュールで Wiki が廃止されるようになりますが、まずこの5月には実際に Wiki タブを開くと、移行を促す注意書きが表示されるようになりました。

Microsoft Teams : Wiki の移行を促すアナウンス開始

利用されている Wiki タブを開いた際の注意書き

計画では2023年6月には Wiki はサポートされなくなり、2024年1月には Microsoft Teams からアクセスできなくなりエクスポートもできなくなるようです。もうすぐなので Wiki を利用されている方はなるべく早めに OneNote に移行しておくと良いですね。評判が悪かった割には結構利用している方がいるようで、この件は Microsoft 365 ユーザーにとって関心は高いようです。移行方法はこの注意書きの右側「詳細を取得」をクリックすると、その後数クリックで OneNote に移行されるので試してみてください。

2. Microsoft Teams : アバターの一般提供開始

いよいよ一般提供が開始されたのが Microsoft Teams のアバターです。これについては楽しそうという気持ちと懐疑的な気持ちが半々な方も多いと思います。特に「こんなもの仕事の環境に!」という気持ちの方もいるんじゃないかと思います。しかし、単にお遊び機能として Microsoft が開発に投資しているわけではありません。 Microsoft がアバターの効果として挙げている一つは「オンライン会議の疲労感軽減」です。オンライン会議において、カメラがオンになっている状態で誰に見られているかわからない気の張った状態が長時間続くと疲労感が増すという事です。だからといってカメラオフの状態だとプロファイルの画像が表示されているだけですよね。アバターではリアクションをすればアバターも連動してアクションをとるし、話せばアバターも連動して口も動くので体験が全然違います。「メタバース」「MR(複合現実)」など Mesh for Microsoft Teams の世界観があり、その第一歩としてのアバター機能、まずは是非使ってみてください。百聞は一見に如かず、ですね。実際にチームミーティングなどで使ってみましたが、評判良いです。注意点としてはサポートされるプランが限られている点です。つまり割り当てられているプラン次第では使えない場合もあるという点です。現時点での Microsoft からの情報によると、以下のプランでサポートされています。(以下の情報は Microsoft 365 管理センターのメッセージセンターから「MC533652」より引用。)

  • Microsoft 365 Enterprise E3
  • Microsoft 365 Enterprise E5
  • Microsoft 365 Business Standard
  • Microsoft 365 Business Premium
  • Teams Premium

そしてアバターアプリでアバターを作成・カスタマイズする際には、こういうのが大好きな人にとっては時間が溶けてしまうので要注意です!僕は実はあまり興味がないので5分程度で以下のアバターを作成しましたが、特にヘアースタイルが特徴的なので5分程度にしては割と似ていると思いますがいかがでしょうか。


Microsoft Teams : アバターの一般提供開始

(左)アバターアプリ(右)会議にアバターで参加しているところ

3. Microsoft Forms : 回答者が回答後に編集できる機能

Microsoft 365 の中で、簡単にアンケートやクイズを作成・実施できる Microsoft Forms ですが、今までありそうでなかった機能が追加されました。回答者が回答した後に「あ、やっぱり回答を変更したい!」という時に、今までは一度回答を送信してしまったら回答を変更できなかったのですが、それが変更できるようになります。こちら既定ではこの機能はオフになっているので、フォーム作成者が設定画面の該当項目をチェックする必要があります。

Microsoft Forms : 回答者が回答後に編集できる機能設定画面の該当項目

この設定をオンにしたフォームの回答者が、その後自分の回答を編集する際の導線はややわかりにくい点があるものの(場合によっては何かしらの方法で手順を伝える必要があるかも)、回答後に「あ、回答間違えて送信しちゃった...」という事はよくある事なので、フォームやクイズの内容次第では編集できるのは良いですね。


いかがでしょうか。 Microsoft では年に数回大型イベントを実施し数多くの情報公開がありますが、それは割と遠い未来から近い未来まで含まれた情報です。Microsoft 365 や Power Platform のみならず、クラウドサービスを利用していくにはベンダーのロードマップや将来像に共感しつつ、利用者側も柔軟に対応しながら利活用してこそ効果的かと思います。更に、現実的に直近アップデートされた機能を追い、場合によっては使い方を検討していく事も必要でしょう。これを社内でも限定された人的リソースの中で実施するのは大変です。だからこそ互助の精神を持つ「社内コミュニティ」の形成が大事な世の中になっていると思います。そして社外で提供されているアウトプットを吸収していく事も大事ですね。

微力ながら JBCC もこのようなアウトプット活動を通して皆さんのお役に立てればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。また、 JBCC には Microsoft 365 のプロフェッショナルも多数在籍しており、 JBCC から Microsoft 365 を契約していただいたお客様には、お客様と寄り添いながら進める伴走型のワークショップやお客様同士のつながりを持てる場でもある Microsoft 365 利活用雑談 Café を開催するなど Microsoft 365 の利活用・定着のご支援をしております。気になった方は是非お問い合わせください。

Microsoft 365を徹底的に使い倒す!JBCCオリジナル Microsoft 365 ワークショップ

それでは、素晴らしい Microsoft 365 ライフを!

執筆者

JBCC株式会社 Microsoft 365 担当  中村太一

Power Apps で作成した楽器アプリ

中村太一

JBCC株式会社 Microsoft 365 担当

「Microsoft MVP(Most Valuable Professional)」を2018年から連続受賞。
ユーザー企業のMicrosoft 365利活用促進を支援。
Microsoft Ignite などマイクロソフト社主催のイベントにも登壇。

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