皆さんお元気ですか?「Microsoft 365 大好きオジサン」こと 中村 太一 です。最近は寒暖差が激しいですね。真夏のような気温になったり、翌日最高気温が10度くらい低くなったり。着る服を選ぶのもなかなか大変だし体調も崩しやすいですね。服と言えば、僕は Microsoft さんからいただくノベルティの服を色々所持しているので、嫁さんから「Microsoft さんのおかげで家計が助かるね!」と言われるくらいです。 Microsoft さん、ありがとうございます!
それでは今回も先月(2024年4月)の気になるアップデート情報から僕の独断と偏見で3点挙げて紹介していきます。
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目次 |
1. Microsoft Teams:メッセージ入力欄がシンプルになった
Microsoft Teams でよく利用する機能は「オンライン会議」そして「メッセージ」かと思います。後者は個人チャット、グループチャット、会議チャット、チームのチャネルの投稿、返信。これらでメッセージを入力する事は日常茶飯事になると思いますが、そのメッセージ入力欄がアップデートでシンプルになりました。すでに展開されているアップデートなのでビックリされた方もいるのではと思います。
Microsoft Teams:メッセージ入力欄がシンプルになった
パっと見てメッセージで利用する機能のアイコン表示が少なくなった事と、メッセージ入力欄の左下にあったアイコン群がメッセージ欄内の右側に移動された事が大きな変化ですね。よりメッセージの入力に集中できるようになったかと思います。
アップデート後のアイコン群は現時点では左から「作成ボックス」「絵文字」「Copilot(Copilot for Microsoft 365 が必要)」「Loop コンポーネント」の4つが既定で表示され、その他の今まであった機能アイコンは「+」をクリックしたボックスの中に集約されました。
また、このアップデートと同時に、今まで「絵文字」「GIF」「ステッカー」は別々の機能アイコンでしたが、絵文字に統合されました。日本ではあまりGIFやステッカーを利用する習慣はないと思うので、そこまでインパクトはない変更点かとは思いますが。
2. Microsoft Teams:既定のリアクションをカスタマイズできるようになった
同じくメッセージングに関するアップデートです。多くの方がビジネスチャットにおけるリアクションの習慣に慣れたと思います。黎明期から今でもビジネスでメッセージに対する反応が絵文字のリアクションのみという事が失礼にあたる?あたらない?という議論がありますが、個人的にはコミュニケーションの方法も時代と共に変化するものなので、広い心で受け入れるべきかとは思います。なんと言ってもリアクションの時短につながり効率化されるし、チャットのやりとりで「承知いたしました」などの短文返信がズラって並ぶのは見返すと見づらいですからね。
そんなリアクションですが、従来は4つの既定のリアクション絵文字が並んでいて、更に約800種類の絵文字からリアクション絵文字を選ぶことも可能でした。しかし、既定の4つのリアクション絵文字以外の絵文字をよく利用する人にとっては、毎回数クリックしてリアクションをする体験がストレスだったかと思います。今回アップデートされ、既定の4つのリアクションのラインナップを自分好みの絵文字にカスタマイズできるようになりました。1つ増えて5つを並べる事が可能です。
Microsoft Teams:既定のリアクションをカスタマイズできるようになった
これにより、皆さんがお好みの絵文字ですぐにリアクションできるようになります。これはうれしい方は多いのではないでしょうか。僕も早速既定のリアクションを変更しましたが、何に変更したかは...ナイショです!(笑)
リアクションのカスタマイズ方法ですが、少し導線がわかりにくくなっているので、以下の図で説明します。
Microsoft Teams:既定のリアクションのカスタマイズ方法
特にリアクションのボックス内の右上にある「既定のリアクションをカスタマイズする」のアイコンが見つけにくいので、もし社内コミュニティなどでこのアップデートを広める場合はこの導線も含めて伝えると良いと思います。
3. Microsoft Teams :グループチャットのプロフィール画像をカスタマイズできるようになった
今回は結果的に3つとも Microsoft Teams のメッセージに関するアップデートをピックアップしました。こちらも皆さんにとってうれしいアップデートかもしれません。皆さん大好きグループチャットですが、グループチャットのプロフィール画像(アイコン画像)はこれまでグループチャットメンバーのプロフィール画像から自動生成されていました。これ小さいアイコンなのに最大3名のプロフィール画像を並べて自動生成されているので、他のグループチャットと差別化が図れなくてパっと見て認識できないんですよね。そこで今回のアップデートでは、このプロフィール画像をカスタマイズできるようになり、既定で多くのイラスト画像が準備されていたり、絵文字からも選択できたり、またオリジナル画像をアップロードして指定する事も可能になりました。
Microsoft Teams :グループチャットのプロフィール画像をカスタマイズできるようになった
グループチャットのプロフィール画像はどこも小さく表示されますが、そこでしっかり各グループチャットの個性を出して認識しやすくなると良いですよね。
4月のアップデート情報、いかがでしたでしょうか。 Microsoft Teams からインパクトありそうなアップデートを3つに絞ってみましたが、他にも色々アップデートがあったので選ぶのが大変でした。
微力ながら JBCCもこのようなアウトプット活動を通して皆さんのお役に立てればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。また、 JBCCには Microsoft 365 のプロフェッショナルも多数在籍しており、 JBCCから Microsoft 365 を契約していただいたお客様には、お客様と寄り添いながら進める伴走型のワークショップやお客様同士のつながりを持てる場でもある Microsoft 365 利活用雑談 Café を開催するなど Microsoft 365 の利活用・定着のご支援をしております。気になった方は是非お問い合わせください。
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それでは、素晴らしい Microsoft 365 ライフを!
執筆者
![]() Power Apps で作成した楽器アプリ |
中村太一JBCC株式会社 Microsoft 365 担当 「Microsoft MVP(Most Valuable Professional)」を2018年から連続受賞。 |
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JBCC株式会社JBCC株式会社は、企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援するITサービス企業です。クラウドサービスを中心にシステムの設計から構築、運用までを一貫して手掛けており、クラウド 2,411社、超高速開発による基幹システム構築 480社、セキュリティ 1,110社の実績があります。 |