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2024年06月07日

2024年10月16日

「Microsoft 365 大好きオジサン」の気になる2024年5月のアップデート

「Microsoft 365 大好きオジサン」の気になる2024年5月のアップデート

皆さんお元気ですか?「Microsoft 365 大好きオジサン」こと 中村 太一 です。5月には Microsoft の開発者向け大型イベント「Microsoft Build 2024」が開催されましたね。その中でもローカル環境でAIを実行できる「Copilot + PC」なんて発表もありワクワクさせられていますが、つい3か月前にプライベートのノートPCを新調したばかりの僕は肩を落としております。いや、「買いたい時が買い替え時!」ですよね。
気を取り直して、それでは今回も先月(2024年5月)の気になるアップデート情報から僕の独断と偏見で3点挙げて紹介していきます。

あ、そういえば本記事が公開されるであろう2024年6月は、JBCC が開催する皆さまにとって有益なウェビナーが目白押しです。僕が登場するウェビナーもあるので、ぜひ以下をチェックして参加しましょう!

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Microsoft Teams:会議関連のアクションもアクティビティフィードに表示

実は先月5月は Microsoft Teams のアップデートが非常に多かった印象です。なので厳選して3つに絞るのもなかなか悩ましかったのですが、まずは多くの人がすでに違和感を覚えているかもしれないアップデートの紹介です。

Microsoft Teams を活用すればするほど増えていく事の一つに「通知」があると思います。コミュニケーションやコラボレーションの更新に気付くためには必要不可欠ですよね。特に@メンションされたメッセージなどは通知がなければ気が付かずに無視してしまう事になります。そんな通知ですが、5月あたりから「あれ?こんな通知、前は来ていたっけ?」って思う事ありませんか?それが会議関連の通知です。会議の招待や更新や会議のキャンセルなどのアクションが通知され、アクティビティフィードにも表示されるようになりました。

Microsoft Teams:会議関連のアクションもアクティビティフィードに表示
Microsoft Teams :会議関連もアクティビティフィードに表示

よくある光景として、会議にシレっと参加者として追加される場合もあるので、気が付けば予定が埋まっているという事もあるかと思います。会議の招待の通知が来ることによって招待に気付けるし、アクティビティフィードからすぐに承諾・辞退ができるのは便利ですよね。一方で、会議情報が更新されても通知が飛ぶので、忙しい人にとっては通知過多になって煩わしくも感じると思います。こちらは Microsoft Teams の設定で会議関連の通知をオフにするなどカスタマイズもできるので、ご自分の環境やお好みに合わせて通知をカスタムしてみると良いですね。

Microsoft Teams:会議入室前の画面がアップデート

同じく会議関連のアップデートをピックアップしてみました。会議入室前にカメラやマイクやスピーカーなどを設定する画面がありますよね。その画面の上部に表示される情報がアップデートされました。今までは「会議タイトル」が表示されていましたが、それに加えて「会議の予定時間」「参加者数」が表示に加わりました。割と地味な表示なので気付かないユーザーも多そうです。

Microsoft Teams:会議入室前の画面がアップデート
Microsoft Teams:会議入室前の画面がアップデート

僕が注目したいのは「参加者数」です。つまりこれから参加しようとするオンライン会議室の中にすでに何名が参加しているのか?という事です。オンライン・オフライン関わらず会議に遅刻する事はあまりマナーとしてはよろしくないので、なるべく数分前に入室しておきたいところですが、会議参加者の中に初対面の方がいたり、あまり親しくない方がいたりする場合、早めに入室したらその人と2人きりでちょっと気まずい雰囲気になるような事ってありませんか?僕はあります。そんな時にこの表示がある事により、5分前に入室しようとしたらすでに1名の参加者がいたとしたらそのリスクがあるので、入室をもう数分遅らせる...みたいな事ができると思います。そういうのを全く気にしないコミュ力高い人にとっては全く理解できないと思いますが、僕にとってはうれしいし、共感してくれる方も少なくはないと思います。

SharePoint / OneDrive for Business:ファイルビューアーが刷新された

最後に紹介するのは SharePoint もしくは OneDrive for Business のファイルビューアーが刷新されたアップデートです。こちらは特にまだアップデート展開期間中なのでアップデートされていない方もいるかもしれませんが、首を長くしてお待ちください。

まずファイルビューアーというものは、保存されたファイルをプレビュー表示させる機能です。 Word / Excel / PowerPoint に関しては直接ブラウザーで開いて閲覧や編集もできますが、その他の Microsoft 以外のメーカーが提供しているアプリで作成されたファイルに関してもブラウザー上でプレビュー表示できますよね。 PDF に関しては編集して絵を描く事も可能です。そのファイルビューアーが刷新されました。

SharePoint / OneDrive for Business:ファイルビューアーが刷新された
SharePoint / OneDrive for Business:ファイルビューアーの新機能

どう刷新されたのかというと、まず表示速度が従来の最大で2倍になったとの事です。ファイルビューアーはファイルの中身をサクっとプレビューしたいものなので、パフォーマンス向上は大事ですね。更にサポートされるファイルの種類が300を超えるとの事です。また、ユーザーがコンテンツに集中できるように背景がダークモードになりました。さらに上部のツールバーが新しくなり、例えば「アプリで開く」というオプションが追加されました。これにより、格納されているたくさんのファイルの中から目的のファイルをファイルビューアーで開いて探し、そのまま「アプリで開く」から専用のアプリで開いて編集をするという流れがスムーズにできそうですね。

5月のアップデート情報、いかがでしたでしょうか。まだまだ紹介したいアップデートが色々ありましたが、このくらいにしておきます。本シリーズ記事で添えている画像は、毎月JBCC のお客様向けにご案内しているアップデート情報動画配信で利用しているスライド資料の一部です。本記事のようにブログでは厳選して3個程度しか紹介できていませんが、この動画では更に多くの情報をお伝えしています。JBCC のお客様向けなので、気になった方は是非お問い合わせください。

微力ながら JBCC もこのようなアウトプット活動を通して皆さんのお役に立てればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。また、 JBCC には Microsoft 365 のプロフェッショナルも多数在籍しており、 JBCC から Microsoft 365 を契約していただいたお客様には、お客様と寄り添いながら進める伴走型のワークショップやお客様同士のつながりを持てる場でもある Microsoft 365 利活用雑談 Café を開催するなど Microsoft 365 の利活用・定着のご支援をしております。気になった方は是非お問い合わせください。

Microsoft 365を徹底的に使い倒す!JBCCオリジナル Microsoft 365 ワークショップ

それでは、素晴らしい Microsoft 365 ライフを!

執筆者

JBCC株式会社 Microsoft 365 担当  中村太一

中村太一

JBCC株式会社 Microsoft 365 担当

「Microsoft MVP(Most Valuable Professional)」を2018年から連続受賞。
ユーザー企業の Microsoft 365 利活用促進を支援。
Microsoft Ignite などマイクロソフト社主催のイベントにも登壇。 

Microsoft 365 大好きオジサンこと中村太一が
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