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2026年05月20日

2026年05月19日

「Microsoft 365 大好きオジサン」の気になる2026年4月のアップデート

皆さんお元気ですか?「 Microsoft 365 大好きオジサン」こと 中村 太一 です。この記事が公開されている頃にはゴールデンウィークは終わって日常に戻っていると思います。「五月病」という言葉もある通り、無理せず再始動できると良いですね。ちなみに僕はゴールデンウィーク中も Microsoft 365 や Microsoft 365 Copilot を趣味で触りまくっていたので、ずっと平常運転です。

それでは今回も先月(2026年4月)の Microsoft 365 のアップデート情報から僕の独断と偏見で気になる3点を挙げて紹介していきます。

「Microsoft 365 大好きオジサン」の気になる2026年4月のアップデート
この記事の目次

Microsoft Teams : プライベートチャネルの制限拡大

Microsoft Teams のチームには、トピックや目的別に整理できるようにチャネルがありますが、チャネルには主に大きく3種類あります。
チーム全員が利用できる「標準チャネル」と、チームメンバー以外のユーザーも利用できる「共有済みチャネル」と、逆にチームメンバーから更に特定メンバーのみ利用できる「プライベートチャネル」です。通常は標準チャネルを利用しますが、場合によっては他の2種類のチャネルも使っている人も多いでしょう。今回はその中でもチームメンバーから更に絞ったメンバーでしか利用できないプライベートチャネルに関して、制限事項が拡大されるアップデートがあったので紹介します。

Microsoft Teams :プライベートチャネルの制限拡大
Microsoft Teams :プライベートチャネルの制限拡大

プライベートチャネル自体は2019年11月頃に一般提供開始された機能ですが、裏側の仕組みも含めて結構特殊なチャネルです。なので制限事項も標準チャネルとは違います。中でもプライベートチャネルを利用しているユーザーの一番のお悩みの素が「1チームあたりのプライベートチャネル数が最大30個」という制限事項でした。企業規模や運用次第なので、中には30個もあれば十分だという声もありますが、特に大規模利用を想定すると全く少なくて困っている声を良く聞きました。

今回のアップデートで、その制限事項が約33倍の最大1,000個に拡大されました。1,000個はさすがに大規模利用であっても必要十分な数字でしょう。また、同時に1チャネルあたりのメンバー数も従来の最大250ユーザーから、一気に最大5,000ユーザーまで大幅に拡大されました。そしてもう1つ、以前はできなかったプライベートチャネルのチャネル会議のスケジュールもできるようになりました。

これらのアップデートで、小規模利用を想定するしかなかったプライベートチャネルが、今後は大規模利用も可能になりました。実は、これらのアップデートの裏側では大きな仕様上の変更がありまして、特にテナント管理者(IT部門)の方は要注意です。それはメッセージデータの保存場所です。これまでプライベートチャネルに関しては、メッセージデータの保存場所は各メンバーのユーザーメールボックスに保存されていました。しかし、このアップデートによってグループメールボックスに保存されるようになっています。それによって Microsoft 365 のコンプライアンス関連でも要チェックな点があります。本記事では詳細は記載できないので、 Microsoft 365 管理センターのメッセージセンター内、MC1134737のメッセージに詳細が記載されているので、ご確認ください。

Microsoft 365 Copilot に GPT-5.5 や Claude Opus 4.7 が追加

※本アップデートは現時点で Microsoft 365 Copilot ライセンスが必要な部分もあります。

Microsoft 365 Copilot の大きなアピールポイントのうちの1つに「マルチモデル」があります。 Microsoft 365 Copilot の Copilot は、 Microsoft のLLM(大規模言語モデル)を利用しているわけではなく、ずっと OpenAI 社と深いパートナーシップを結び、 OpenAI 社のモデルを利用していました。そして去年2025年には、 Anthropic 社とも深いパートナーシップを結び、 Anthropic 社のモデルも利用できるようになっています。つまり、 Microsoft 365 Copilot を利用できる環境がある人は、環境やライセンス条件付きではありますが、複数種類のモデルを利用できるんです。それがマルチモデルです。そして、モデルは早いスパンで進化を続けています。その進化した最新バージョンは、 OpenAI 社が公開すれば、数時間や数日後に Microsoft 365 Copilot にも導入され、 Anthropic 社が公開すれば、同じく数時間や数日後に Microsoft 365 Copilot にも導入されます。複数社と強固なパートナーシップを結んでいるからこそ実現できる事です。

SharePoint リストやライブラリに「クイック操作」が追加された
Microsoft 365 Copilot に Claude Opus 4.7 が追加

時系列でいうと、まず2026年4月17日に Anthropic 社から最新の Claude Opus 4.7 が発表されました。そして、それからわずか数時間後には Microsoft 365 Copilot でも利用できるようになったと発表しています。現時点では、 Microsoft 365 Copilot ライセンス保有ユーザーのみですが、Copilot in Excel や Copilot in PowerPoint で利用する事ができます。また、現在はMicrosoft 365 Copilot ライセンス保有ユーザーであっても、フロンティアプログラムユーザーしか利用できない、話題の Copilot Cowork にも追加されています。

Microsoft 365 Copilot に GPT-5.5 が追加
Microsoft 365 Copilot に GPT-5.5 が追加

次に、わずか約1週間後の2026年4月23日に OpenAI 社から最新の GPT-5.5 が発表されました。それに続いて数日後には Microsoft 365 Copilot でも GPT-5.5 が利用できるようになっています。現時点では、 Microsoft 365 Copilot Chat なら Microsoft 365 ライセンスのみのユーザーでも利用でき、Microsoft 365 Copilot ライセンスがあれば Copilot in Excel でも利用する事ができます。

このように、複数社の最新モデルをすぐに利用できるのも Microsoft 365 Copilot の大きな魅力ですね。

Microsoft 365 Copilot Chat のチャット履歴の無限スクロール

Microsoft 365 Copilot Chat の左側のナビゲーションにはチャット履歴を表示するエリアがあります。従来はその部分に表示される件数は上限が決まっており、更に過去のチャット履歴にさかのぼりたい場合は、チャット履歴ページを開くような導線でした。しかし4月のアップデートでその仕様が変更されました。

Microsoft 365 Copilot Chat のチャット履歴の無限スクロール
Microsoft 365 Copilot Chat のチャット履歴の無限スクロール

同じく左ナビゲーションのチャット履歴のエリアには過去の会話の履歴が表示されていますが、左ナビゲーションのスクロールを最下部に持っていくと、自動的に更に過去の履歴が読み込まれて表示されます。この動作が無限に続くので無限スクロールなのです。わざわざチャット履歴ページへ遷移せずとも、過去の履歴をスムーズに辿る事ができます。しかし、左ナビゲーションエリアは横幅が狭いのでしっかり過去の履歴を確認したい、または検索やフィルターをかけて探したいという場合もあるでしょう。そういう場合、以前(有限スクロールだった頃)は、チャット履歴エリアの下部に「すべての会話」というテキストリンクがあり、クリックするとチャット履歴ページへ遷移しましたが、アップデート後はそのテキストリンクが存在しません。これはチャット履歴ページがなくなったわけではなく、左ナビゲーションの「チャット」にマウスカーソルを当てると右側に虫眼鏡アイコンが表示されるので、そちらをクリックしてみてください。従来からあるチャット履歴ページへ遷移します。この遷移方法が変更され、気が付きにくくて困っている方もいましたので、併せて紹介させていただきました。

4月のアップデート情報、いかがでしたでしょうか。本シリーズ記事で添えている画像は、毎月JBCC のお客様向けにご案内しているアップデート情報動画配信で利用しているスライド資料の一部ですが、本記事のようにブログでは厳選して3個程度しか紹介できていませんし文章でしかお伝えできませんが、その動画では更に多くの情報をデモを交えてお伝えしています。JBCC のお客様向けなので、気になった方は是非お問い合わせください。

微力ながら JBCC もこのようなアウトプット活動を通して皆さんのお役に立てればと思っておりますので、今後ともよろしくお願いします。
また、 JBCC には Microsoft 365 のプロフェッショナルも多数在籍しており、 JBCC から Microsoft 365 を契約していただいたお客様には、お客様と寄り添いながら進める伴走型のワークショップやお客様同士のつながりを持てる場でもある Microsoft 365 利活用雑談 Café を開催するなど Microsoft 365 の利活用・定着のご支援をしております。
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執筆者

JBCC株式会社 中村太一

中村太一

JBCC株式会社 Microsoft 365 担当

「Microsoft MVP(Most Valuable Professional)」を2018年から連続受賞。
ユーザー企業のMicrosoft 365利活用促進を支援。
Microsoft Ignite などマイクロソフト社主催のイベントにも登壇。 

Microsoft 365 大好きオジサンこと中村太一が
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