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株式会社アドバンス 様

経営者として、"経営判断"という業務を確実に行うために。

経営者として、"経営判断"という業務を確実に行うために。

株式会社アドバンス様には、JBCCの「ベースサービス(クラウド基盤)」「NX販売支援(販売管理システム)」「SmartBI(情報活用)」 「CloudEC (by GMO MakeShop)(ECサイト)」などの運用付きクラウドサービスをご採用いただきました。ECサイトは運用を開始、他のサービスについては現在導入中というなかで、採用をご決定いただいた背景や、将来への思いなどについて、代表取締役社長 磯田雅人氏、営業企画 経営企画 部長 岡田晋輔氏にお話を伺いました。

会社名 株式会社アドバンス 様
設立 1987年3月
本社 大阪府東大阪市
事業内容 農産食品、水産食品、畜産食品及び缶詰・壜詰食品の販売及び輸出入、その他
URL http://www.ad-vans.co.jp/
この記事の目次

気になったことはその場ですぐに知りたいんです。
経営者として、"経営判断"という業務を確実に行うために。

【ポイント】ビジネスの可視化とスピードアップ
  • 経営判断のために情報を可視化
  • 新規事業展開にもスピード対応可能な柔軟性を確保
  • "いつでもどこからでも"情報にアクセスできるしくみ

大豆もやしのトップブランドに

磯田社長、最初に、株式会社アドバンス様についてお聞かせいただけますか。

  • 人気の高いオリジナル商品。もやしのためのタレ。
    人気の高いオリジナル商品。もやしのためのタレ。

    当社は、「食」を通じお客様の生活を豊かにすることを目指し、自社製品をはじめとした食品の販売・輸出入を中心に事業を展開しています。もともとは、関西の大手スーパーの仕入を担う会社でしたが、2年前に、これまでの体質を変えて「前に進もう」という決心し、新しくいろいろな取り組みをスタートさせました。中でも、大豆もやしに関しては、かつては取引先から品質の低さを指摘されることもあったくらいでしたが、品質と生産性を向上させ、ブランド認知の取り組みを全力で進めた結果、1年で黒字化を達成。規模は大きくはないものの、トップブランドのひとつに成長しつつあります。

ビジネスの成長のためにどうしても解決したいことがあった

そのような改革に取り組まれたのには、何か背景があったのですか?

「”いつでもどこからでも”情報にアクセスし、疑問はすぐに解決したい。」

  • 代表取締役社長 磯田 雅人 氏
    代表取締役社長 磯田 雅人 氏

    はい。背景としては、私自身の経験が大きく影響しています。まず、私が社長に就任した3年前には、社内には経営の指標となる数値が見える化されておらず、その元データを入手することすら難しかった。私はITの知識がそうあるわけではないのですが、数値やデータを活用することの重要性は、以前スーパーの流通部門や商品部にいた頃の経験でよく知っていましたから、まず情報の可視化が急務だと感じ、その対応をスタートしました。

次に重要だと思われたことは何ですか?

可視化した情報を"いつでもどこからでも"入手できることです。
経営者なら同じように感じる方が多いと思いますが、気になったことはその場ですぐに知りたい。経営者として、"経営判断"という業務をこなさないといけないですから。
今、私がある数字を知りたくなったとします。そうしたらまず、社員にLINEかメールしますね。で、LINEならすぐに既読にならないと電話をかけて聞いちゃう。・・・まあ、そんなふうに社員に聞いてもいいのですが、昨今はスマホさえあればどこからでもアクセスできますから、自分でもすぐに情報を見られるしくみにしたいと思ったわけです。

食品業界では「食の安全」も重要な課題ですが、この点に関してもITの活用をお考えですか?

もちろん、フードディフェンスへの活用も考えています。経営者としては、日頃から工場の様子は気になって仕方がないですから。以前、海外で同業の方と会食する機会があったのですが、その中に、会食中もスマホで工場内のカメラの映像をチェックしている社長さんがいらっしゃいました。そんなことも実現できればと思っています。

必要な情報がクラウド上にあれば、"いつでもどこからでも"活用できる
必要な情報がクラウド上にあれば、"いつでもどこからでも"活用できる

クラウドなら社長の思いにも応えることができる

岡田部長、このような社長の思いを受けて、「NX販売支援」を検討いただいたのですね?

「システムは、経営スピードに対応できる柔軟性を保っていないと。」

  • 営業企画経営企画部長 岡田晋輔 氏
    営業企画経営企画部長 岡田晋輔 氏

    はい。当社は、大阪に本社、浜松に栽培所、長野に工場といった具合に事業所が分かれており、場所が離れていることによる非効率が発生していましたので、クラウドで情報を一元化したいと思いました。人の手を介するよりも、システム化したほうがよりスピーディに正確に情報を活かすことができます。それに、社長が新事業の展開を次から次へと考えていますので、システムが固定化しすぎることは好ましくないと思っています。現在の得意先以外の新規取引を行うにも、海外への輸出や小売を行うにあたっても、システムが柔軟であることは不可欠だと考えます。

世間ではクラウドのセキュリティ面を気にされる方もまだまだいらっしゃるのですが、クラウド化にあたりその点は気になりませんでしたか?

ええ。クラウドのセキュリティレベルが格段に高くなってきているのは事実として知っていましたから、特に不安はありませんでした。それよりも、各種システムと柔軟に連携でき、カスタマイズもできる「NX販売支援」のクラウドサービスに魅力を感じました。

「挑戦はあたりまえ」食に対する安心・安全を追求

新たにスタートした小売事業において、当社の「CloudEC」でECサイトを構築させていただきましたが、ウェブでのビジネスに関し、今後、何かお考えですか?

今はホームページとECサイトが一緒になっている状態ですが、ホームページについてはブラッシュアップを考えています。当社の食に対する思いをもっとホームページ上で表現したいですし、ホームページやECサイトから得られた消費者の声を店頭やメーカーへ伝え、作り手とお客様をつなげる役割も果たしたいと思います。

「挑戦はあたりまえ」食に対する安心・安全を追求
新たにスタートした小売事業。クックパッドやFacebookでレシピを発表するなど、役立つ情報の発信を積極的に行っている。

ウェブサイトのデータの分析・活用も考えていらっしゃるのですね?

ECサイトの販売データを販売管理システムに連携したり、ホームページから得られるデータを分析したりといったことですね。
でもウェブサイトに限らず、データの分析・活用はとても重要なことだと思います。例えば農業の現場では、数値ではなく経験値が主流です。
だから、なぜこの農産物の出来が悪いのか、原因がはっきりと把握できていないことが多い。でも、データを蓄積して分析をかけてみると、驚くほどはっきりと原因が出てくる。そういう原因をひとつずつ潰していくことで、食に対する安心・安全を追求し続けていきたいと思っています。

挑戦が続きますね。

ええ。でも、挑戦を続けることはあたりまえのことだと思っています。"経験"の蓄積と共有によって生産性を向上させ、安心・安全な商品の安定的な提供に挑戦し続けたいです。

磯田社長、岡田部長、本日は貴重なお話をありがとうございました。
JBCCも貴社の挑戦のお役に立てるよう、クラウドサービスでご支援してまいります。

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1973年の設立以来、日本全国に1,100店舗以上のアイスクリーム専門店チェーンを展開するB-R サーティワン アイスクリーム株式会社様。1998年に最初のPOS システムを導入しましたが、それから間もなくして、運用負荷の軽減と投資コストの最適化を目指し、Web アプリケーションによるフランチャイジー向けPOS情報フィードバック・システムの構築に着手しました。

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