アジャイル開発により短期間で思い通りの満足度の高いシステムを構築
自社での保守・開発が可能となり保守コストを約1/4に削減

LP_jirei_erina.jpg 左から マーケティング部 藤澤 幸代氏、情報システム部 田中 正人氏、ビジネス推進本部 河合 真勢氏、
代表取締役社長 渋谷 敏孝氏、情報システム部 矢代 正樹氏、情報システム部 中村 塁氏

株式会社エリナ 様

発足: 1970年8月

所在地:東京都港区東新橋1-9-2 汐留住友ビル18F

事業内容: 基礎化粧品・栄養補助食品・万能濃縮洗剤などの会員システム販売

URL: https://www.erina.co.jp/

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目次 
  1. 導入の経緯
  2. 導入のポイント
  3. 導入の効果
  4. 今後の展望


導入の経緯> 
 基幹システムのサポート切れや運用コストが課題に

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統括部長
ビジネス推進本部・カスタマーサービス部
情報システム部 担当

河合 真勢氏

 株式会社エリナ(以下、エリナ)は、商品を販売する会員制の販売システムにより、20万を超える会員に販売店を通じて高品質な商品を顧客に届けている。「『人に、社会に、よい影響を与える』という信念をもってビジネスを展開しています。この志は、人と人とを結ぶビジネスモデルにとどまらず、取り扱っている商品にも息づいています」と語るのは統括部長 ビジネス推進本部・カスタマーサービス部・情報システム部 担当の河合真勢氏。

 同社のビジネスを支えている基幹システムは、IBMのオフコン「AS/400」とOracleのERPパッケージ「JD Edwards EnterpriseOne」(以下、JDE)を使って構築されていた。「当社は独自の業務プロセスを採用しているため、パッケージソフトをそのまま適用できません。そこで、時間をかけてカスタマイズを実施したり、業務アプリをスクラッチ開発したりして運用してきました」と情報システム部・課長の矢代正樹氏は説明する。

 この基幹システムだが、業務継続における3つの課題があった。
 1つ目は、サーバー類のサポートが切れるということ。オンプレミスで運用してきたAS/400がEOS(サポート終了)を迎え、新しいインフラを検討しなければいけなくなった。
 2つ目は、開発者の確保が難しいこと。これまではAS/400のシステム上で動作する言語「RPG」(Report Program Generator)を使って業務アプリケーションを開発してきたが、今後10年でRPG技術者の数は大きく減ると予測されている。そのため、オープンな技術をベースにしたリプレースが必要となっていた。
 3つ目はコスト。エリナの業務プロセスは、パッケージに運用を合わせることが難しい。そのため、アドインの導入やカスタマイズを行い対応をしてきた。その結果、アプリケーションの改修費用が増大し、開発のための工数と開発・運用・保守のコストが大きな問題となっていたのだ。

導入のポイント>
超高速開発ツール「GeneXus」とJBアジャイル開発により 、
1 年半でフルスクラッチ開発を実現

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情報システム部 
課長

矢代 正樹 氏

 これらの課題を解決するため、基幹システムのリプレースを検討することになった。
「当時はサポート終了まで3年しか残されていませんでした。そこで、短期間で新しい基幹システムを開発するため『超高速開発』ツールを調査することにしました」と矢代氏。展示会やイベント、セミナーなどに積極的に参加し、Web アプリケーションをノンプログラミングで自動生成できる複数の「超高速開発ツール」の候補を絞り込んでいったという。「いくつかのツールが候補にあがりました。しかしAS/400からのリプレースとなるとほとんどのベンダーに実績がなく、頭を抱えていました。そんな中、超高速開発ツールを使った開発ができ、AS/400についてのノウハウもあるJBCCに出会ったんです」と矢代氏。

 JBCCは、1964年に創業して以来、2万社を超える顧客企業にソリューションを提供しているソリューションプロバイダだ。高速システム開発やクラウド、セキュリティを強みに、製造業や流通業、サービス業の他、医療分野に至るまで全業種・業態にわたって展開。「ベストソリューションパートナー」として企業のIT活用を支援している。

 JBCCからの提案は、超高速開発ツール「GeneXus」と、動作する画面を確認しながら反復開発することで業務に合わせたシステムを開発していくJBアジャイル開発を組み合わせたもので、開発期間は1年6カ月。さらに、GeneXusをつかった開発ノウハウについてもエリナに移転し、社内保守・開発ができる体制を整えるというものだった。
「JBCCの提案は、EOSや技術者の問題、コストの問題も解決し、当社の業務プロセスに合致したシステムが確実に開発できるものでした。まさに『当社が求めていたもの、そのもの』だと感じたのを覚えています。そこでリプレイスをお願いすることにしました」(矢代氏)

導入の効果>
データが一元管理でき、リアルタイムな情報を取得可能に
開発ツールの技術も移転され、自社による保守・開発を実現

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情報システム部
シニアビジネスアナリスト
田中 正人 氏

 基幹システムのリプレイスプロジェクトには、エリナの情報システム部門や現場スタッフなどが参画。JBアジャイル開発により、実際の運用に合わせたシステムを開発していった。現場スタッフがプロジェクトに携わったことで、開発の進捗とともに、システム運用のノウハウが現場にも蓄積されていった。基幹システムが完成した際には、すぐに本稼働できる知見が現場に貯まっているため、移行もスムーズに実現した。

「新しい基幹システムは、これまで別々のシステムで管理していた販売管理や会員管理、入金管理、発注管理などのアプリケーションが1つの基盤上で稼働しています。データの流れもスムーズになり、リアルタイムな情報を取得できるようになりました。現場スタッフからも非常に好評です」と情報システム部・部長代理の中村塁氏は話す。 これまでは複数のシステムから出力されるデータを人手で集計していたが、システム側でワンストップで提供できるようになった。その結果、これまで10日ほどかかっていた月次の締め処理が3日程度まで削減されたとのことだ。

 さらに、必要な情報が画面に表示できるようになり、業務生産性や顧客満足度が向上している。
「過去の取引状況なども一覧表示できるようになり、販売店様からの問い合わせにもスムーズに対応できるようになりました。また、入荷状況や欠品予測を分析できるようになり、顧客に対してもタイムリーにフォローを行うことができるようになりました」(中村氏)

 開発を通じ、GeneXusの技術ノウハウが移転されたことも大きな導入効果だ。
「私自身、これまでRPGでしか開発したことがなかったのですが、GeneXusは開発生産性が高く、すぐに開発できるようになりました。また、GeneXusはどこかにエラーがあると保存できないため、指示に従い修正することになります。そのおかげでソフトウェア品質が担保され、テストに時間を掛ける必要がありません。非常に優れた開発ツールだと思います」と情報システム部・シニアビジネスアナリストの田中正人氏は言う。

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今後の展望>
業務アプリケーションの統合やさらなる機能強化も視野に、
JBCCと共創しプロジェクトを成功に導く

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情報システム部
部長代理

中村 塁 氏

 今後は、Microsoft AccessやMicrosoft Excelなどで作成した業務アプリケーションについてもGeneXusで統合を進めていく予定だ。業務アプリケーションを統合していくことでデータを一元的に管理できるようになり、より多くの情報をリアルタイムで得られるようになる。また、二重登録などのヒューマンエラーのリスクがなくなり、業務効率や生産性のさらなる向上に繋がると期待される。

「販売店向けには、グラフなどを使ってより視覚的にわかりやすい情報を提供していきたいですね。スマホ対応やリアルタイムな情報提供についても実装していきたい。今回のリプレースにより、そのための道筋をつけることができたと考えています」(中村氏)

 今後、さらにシステム開発が進めば、必要なときに必要とする人が必要な情報を取得できるようになるはずだ。それは、エリナの社員のみならず、販売店にとっても大きなメリットになる。新システムは同社の付加価値向上に寄与しているのだ。

「JBCCは、当社と一緒に基幹システムを作り上げてくれました。当社が必要とする機能などをすべて実現し、今後の保守やシステムの方向性も見通せるようになりました。JBCCの技術力の高さと真摯な対応力には本当に驚かされています。当社の優秀なITパートナーだと思います」(矢代氏)  

 現在、企業にとってITが果たす役割は大きい。その支援を行っているJBCCの役割はこれまで以上に重要になっていくだろう。

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本日は貴重なお話をありがとうございました。


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