【講演紹介】次世代インフラ基盤 / SD-WANは実用段階へ!VMware SD-WANで実現するクラウドネイティブネットワーク

公開日 : 2020年01月10日

 JBCCは、ITソリューションプロバイダーとして、新たなテクノロジーをいち早く取り入れ、お客様のIT環境に最適な形で適用していく活動を推進しています。
昨年11月、ヴイエムウエア社主催「vFORUM 2019」における講演では、ネットワークの新たな選択肢として注目を集める「SD-WAN by VeloCloud」の活用ポイントを事例を交えて紹介しました。その内容を講演者へのインタビュー形式でご紹介します。


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 かつては「キャリアのコア技術」と言われたSD-WAN(Software Defined-WAN)の仕組みだが、民主化が進み、専門家ではなくとも、エンドユーザーがクラウド上で自ら設定・運用することが可能になった。セキュリティベンダーが相次いで参入し、SD-WANを名乗る製品も多数登場している。なかでも有力な製品として注目を集めるVeloCloudの導入事例に基づいて、SD-WANの活用ポイントをJBCCのソリューション事業プラットフォーム・ソリューション事業部戦略推進担当部長、鈴木秀一氏に解説してもらった。

クラウド移行、働き方改革の進展によりネットワークの安定性がさらに重要に

 企業のITインフラは、従来のデータセンターや本社集約型のネットワークからクラウドを考慮した形態へと大きく変化している。オンプレミスのリソースをクラウドへ移行し、AzureやAWSなどのIaaSを活用したり、働き方改革の進展に伴い、マルチクラウドでチャットやコラボレーション、ウェブ会議などのSaaSを通じて、いつでも、どこでも、だれとでも情報をやり取りしたりするケースも増えてきた。


 こうした背景を受けて、ここ数年、注目を集めているのがSD-WANだ。従来のネットワークにソフトウェア定義(Software Defined)されたネットワークをオーバーレイする(重ねる)ことで、ネットワークを効率よく管理する仕組みである。
「今までは通信キャリア主導のサービスであり、エンドユーザーにはあまり関係のないものと思われてきましたが、ここに来て、ベンチャー企業やセキュリティベンダーが相次いで参入し、エンドユーザー自身が設定・運用できるサービスになりました。VMwareもリーディングベンダーのVeloCloud社を買収するなど、SD-WAN市場は活況を呈しています」。こう話すのは、JBCCのソリューション事業プラットフォーム・ソリューション事業部戦略推進担当部長、鈴木秀一氏。SD-WAN市場は2018年の18億円から、2019年に54億円に急増し、2023年には346億円を超えるなど、今後も右肩上がりの成長が予想されている。


 では、なぜ今、SD-WANが必要なのか?SD-WANを用いてネットワークを効率よく管理する必要があるのか?鈴木氏は次のように説明する。「さまざまなアプリケーションがクラウドへ移行し、基幹系はIaaSで、Office365などの情報系はSaaSで動くようになり、ネットワークが切れると業務が継続できないといった事態も生じるようになりました。BCP(事業継続計画)の観点からも、オンプレミスとクラウドの間で安定的かつスケーラブルなネットワークを構築することが強く求められるようになったためです」。

 すでに企業が直面している課題として、Windows10のアップデートやモバイルデバイスのアップデートを鈴木氏は挙げる。「Win10のアップデートには4ギガバイト超、iOSのアップデートには500メガバイト超の通信量がそれぞれかかります。これが一度に集中すると、通信帯域を圧迫し、レスポンスの低下によりユーザー体験が著しく低下することも報告されています」。また、企業の多くはフレッツに代表されるインターネット共有型の回線を使用しているが、朝晩など特定の時間帯で通信が集中すると、ネットワーク回線のパフォーマンスが劣化するため、それらへの対応・対策が急務になっているという。

VeloCloudでアプリを識別しローカルブレイクアウトを実現

ここからは、鈴木氏がPoC(概念実証)を行ったユーザー事例を基に、SD-WANの活用事例について解説していこう。

VeloCloudのPoC事例については、以下より資料をダウンロードしてご覧ください。

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