PowerVSにてプロセッサー・グループ「P05」が利用可能になりました
PowerVSの東京リージョン(TOK04)、大阪リージョン(OSA21)において、一番安価なソフトウェア・ライセンス費用、「P05」プロセッサー・グループが利用可能になりました。
プロセッサー・グループとは
IBM Powerでは、マシンモデルの規模によってP05/P10/P20/P30など、同じソフトウェア・ライセンスでも価格帯が変動しております。
今回の発表では、PowerVSの利用マシン「S1022」を選択した際に、これまでP10だったプロセッサー・グループがP05で利用できる事になりました。
「P05」利用した際のメリット
この変更により、PowerVSの費用が安価になるだけでなく、
プロセッサー・グループにより価格が変更となるミドルウェア(他社サードパーティー)の製品においても、ライセンス費用を削減できる可能性があります。
利用前提
・VSN(仮想シリアルナンバー)の適用
・S1022マシン、CPU:1coreまで、MEMORY:64GBまで
VSN(仮想シリアルナンバー)
「P05」プロセッサー・グループ利用前提での「VSN」とは?
仮想シリアル番号 (Virtual Serial Number。以下、VSN) では、ハードウェアの物理シリアル番号とは別に、
論理区画 (LPAR) 単位にシリアル番号を割り当てられます。
VSNを割り当てた区画のIBM iソフトウェアは、IBM Power サーバーの物理的なシリアル番号に関連付けるのではなく、
VSN に関連付けてオーダーまたは移転される。VSN にIBM iのライセンスおよびサポートの権利があることで、
論理区画を別のPowerマシンに移動する際の柔軟性が高まります。
仮想シリアル番号の設定に関してはJBCC初期構築での作業に含まれます。

VSN(仮想シリアルナンバー)のメリット
PowerVSはLPAR区画にて稼働しており、障害発生時やメンテナンス時において別の物理サーバーへ移動する可能性があります。
その時でも「VSN」を適用していれば、

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