お問い合わせ

AWSのコストは最適化で抑えられる!AWSの料金体系と削減のコツ

公開日 : 2023年08月04日
更新日 : 2023年10月04日

世界中で広く利用されている「AWS(Amazon Web Services)」。Canalysの調査によると2022年第2四半期におけるAWSの世界シェアは31%と、多くの人が利用していることが分かります。ただ、AWSは料金体系の関係上、最適化を怠ると無駄な料金がかかってしまうというデメリットがあります。
本記事ではAWSの料金体系から確認方法、AWSのコストを抑える方法を徹底解説します。

AWSのコストは最適化で抑えられる!AWSの料金体系と削減のコツ

目次

  1. AWSの料金体系
  2. AWS料金の確認方法
  3. AWSのコストを抑えるには
  4. まとめ

1. AWSの料金体系

AWSには200を超えるサービスがあり、その多くは「従量制料金」です。従量制料金とは、月額制のように毎月決まった金額を支払うのではなく、利用した分だけ支払うシステムを言います。解約金や追加コストなどはありません。
情報化社会の現代では、消費者のニーズが激しく変化します。時代に対応して生き残るためには、企業もその変化に随時対応しなければなりません。AWSでは従量制料金にすることで、経済の変化によって利用するサービスを都度変えるなどの柔軟な対応を可能にしています。
一方、従量制料金には、利用するサービスを常に見直し、最適化を行わないと、無駄なコストがかかってしまうというデメリットもあります。経済状況や自社の現状を把握し、必要なサービスだけを利用するのが、効率的なAWSの利用方法です。
AWSは主に「サーバー(コンピューティング)」「ストレージ」「データ転送」の3つのサービスがありますが、課金要素がそれぞれ違います。

サーバー(コンピューティング)

AWSでサーバー構築を行う場合、起動から停止までの時間に応じて料金がかかる仕組みになっています。性能や台数、OS、インスタンスなどによって利用料金は異なりますが、大体1時間2円程度で利用可能です。
AWSのサーバーで代表的なサービスが「Amazon EC2」です。EC2には時間単位で契約する「オンデマンドインスタンス」や、1年もしくは3年間の使用量を事前に決定する「Savings Plans」、占有サーバーが利用できる「Dedicated Hosts」など、さまざまな契約方法があります。
サーバーは、AWSの利用料金の中でも特に多くの割合を占める部分です。自社の利用方法に適した契約方法を選ぶことが重要と言えます。

ストレージ

AWSのストレージは1GB単位で課金される仕組みです。利用するサービスによって価格は変わりますが、多くのサービスは、1ヶ月の利用で10円/1GB以下で利用できます。
AWSのストレージではボリュームディスカウントを採用しており、使用量が増えるほどに1GBごとの利用料金が安くなる仕組みです。例えば「Amazon S3」では、50TBまでのストレージは1ヶ月およそ3.2円/GBとなっていますが、500TB以上のストレージなら、月におよそ2.9円/GBとなります(2023年7月26日時点)。

データ転送

データ転送のサービスでは、AWSから外部に転送するデータ量によって価格が決まります。サービスや転送量にもよりますが、1GBにつき、およそ10円~20円程度。ストレージと同じくボリュームディスカウントが採用されており、転送量が多いほど、単価は安くなります。
なお、料金がかかるのはあくまでAWSから外部に転送する場合のみです。外部からAWSに転送する場合は無料です。

2. AWS料金の確認方法

AWSは先述したように従量制料金を採用しています。そのため、毎月どのくらいの利用料がかかるのか、自社で管理しなければなりません。最適化のために、まず現在のAWSの料金を正確に把握しましょう。ここからは、AWS料金の確認方法をご紹介します。

利用前は「AWS 料金見積りツール(AWS Pricing Calculator)」を利用する

AWSのサービスを利用する前なら、AWSが提供している「料金見積りツール(AWS Pricing Calculator)」が便利です。

AWS Pricing Calculator

このツールでは、利用したいサービスやリージョン、インスタンス、ストレージなど、必要な項目を入力や選択していくだけで、必要な料金を計算してくれます。見積りを行う際には、まず利用したいサービスを追加・設定。あとは自動で料金が計算されます。料金は前払いコスト、ひと月あたりのコスト、1年間のコストが表記されます。加えて、見積金額は共有も可能。共有で発行されたURLをコピーしてメールなどに記載すれば、導入時やサービス変更時の説明などにも利用できます。
公式のツールであるため、実際の料金とほぼ変わらない見積りができるのがメリットです。

利用後は「請求情報とコスト管理コンソール」で確認

サービス利用開始後に料金を確認する場合には、請求情報とコスト管理コンソールから、料金が確認できます。請求とコスト管理コンソールの「Bills (請求) 」を選択し、ドロップダウンリストから表示したい月を選択すれば確認可能です。
なお、料金が確定するのは月初めです。

3. AWSのコストを抑えるには

AWSのコストを抑えるには
AWSでは、利用方法で大きく料金が変わります。ここからはAWSのコストを抑える方法をご紹介します。

継続して最適化していく

AWSのコストを抑えるには「継続」が最も大切です。現状を可視化して把握し、分析・評価を行い、計画を立てて実行。これを繰り返すことで、AWSの無駄なコストを削減できます。
先述したように、AWSは時代の変化が速くなった現代に対応して、柔軟な対応ができるように作られているツールです。時代のニーズに合わせてサービスを開発したり、インスタンスを用意したりと、常に「時代に合わせていくこと」を重要視しています。同じサービスをずっと使い続けるのではなく、新しいサービスに乗り換えたり、不必要になったサービスは解約したりといった最適化を続けていくことによって、自社に合わせながら無駄のない利用ができるようになります。
AWSの良さを低いコストで最大限に活かすためには、現状を把握して、自社や経済状況に合わせていきましょう。
なお、AWSにはコストの可視化、分析を行う「AWS Cost Explorer」があります。過去のデータからこれからかかるコストも予測可能です。

AWS Cost Explorer

アラート機能を使う

先述したように、AWSは従量制料金です。そのため、知らず知らずのうちに料金が高額になってしまう可能性があります。こうした事態を防ぐには「アラート機能」を利用すると良いでしょう。
アラート機能とは、一定の料金を超えた場合に知らせてくれるシステムのことです。「Amazon CloudWatch」の「請求アラーム」を設定することで、一定の金額を超えると喚起をしてくれるようになります。
アラーム機能を利用するには、先にアラートを受け取れるようにしておく必要があります。まずは請求情報とコスト管理ダッシュボードの「請求設定」から「請求アラートを受け取る」にチェックを入れましょう。
次に、アラームを設定します。「CloudWatch コンソール」で「アラーム」を選択し「アラームの作成」から必要な情報を入力します。これらの手順を行うことで、設定した金額を超えた際に知らせてくれるようになります。
アラートがあれば、どのくらいの使用量で想定した金額を超えるのか分かりますし、以降の使用を控えることもできます。
詳しいアラームの設定方法は、公式を参照してください。

AWS の予想請求額をモニタリングする請求アラームの作成

プロに相談する

コスト削減の方法が思い浮かばない、やってみたがうまくいかないという場合には、プロに相談する方法もあります。
AWSのコスト削減が効果的にできない原因のひとつは「AWSへの知識不足」です。専任担当者がいない、スキルや知識が不足しているなどの要因で、コストが増える原因が分からない、コスト削減を実行しても効果が薄いなどの事例があります。
JBCCでは、AWSのコスト最適化でお悩みの方に「クラウド(IaaS)相談会」を実施。600社以上のクラウド移行をサポートしてきた豊富な知識と実績から、30%のコスト削減に向けた最適化の方法をご提案いたします。

クラウド(IaaS)相談会


またJBCCの「EcoOne」は、クラウド運用サービスとクラウドベンダーの提供するリソースがセットになった運用付のクラウドサービスです。AWSの利用だけでなく、社会情勢や自社の状況に合わせて継続的に最適化を行うので、常に最適なコストでAWSを利用できます。

EcoOne

4.まとめ

従量制料金のAWSはコストがかかると思われがちですが、最適化を行うことで、コストを抑えながら最大限の効果を発揮することができます。継続やアラート機能、こまめな料金確認などで、無駄なコストを削っていきましょう。
効果的にAWSを利用するには、プロに相談するのが確実な方法です。JBCCでは、

  1. 「分からない」から、発生したコストを見直し、55%の削減に成功したケース
  2. ディスク性能を適正に評価するだけで、コストを41%削減したケース
  3. 大規模サービスの運用方法を改善することで工数を7割削減したケース

などの事例がございます。これらはコスト削減セミナーの見逃し配信でご覧になれます。見逃し配信では、事例の他、詳しいコスト削減の方法なども解説しています。
AWSのコストでお困りの方は、JBCCに一度ご相談ください。

見逃し配信はこちらよりご覧いただけます。▼

AWS月額100万円以上ご利用の方、必見!_AWS利用料30%削減する王道パターン大公開

JBCC株式会社ロゴ

JBCC株式会社

JBCC株式会社は、企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)を支援するITサービス企業です。クラウドサービスを中心にシステムの設計から構築、運用までを一貫して手掛けており、クラウド 2,150社、超高速開発による基幹システム構築 460社、セキュリティ 1,100社の実績があります。
お客様の環境に合わせた最適なITシステムを、クラウド、超高速開発、セキュリティ、データ連携等を活用し、企業のDX実現と経営変革に貢献します。

運用付きクラウドサービス EcoOne
EcoOne

EcoOne

EcoOneは、Amazon Web Services,Inc社、日本マイクロソフト株式会社、日本アイ・ビー・エム株式会社が提供する高セキュリティなクラウド基盤を複雑な手続きなし、専門の技術知識不要でご利用頂けるように、JBCCにてクラウド設計から運用までトータルにご提供するサービスです。

EcoOne ハイブリッドクラウド監視サービス
EcoOne ハイブリッドクラウド監視サービス

EcoOne ハイブリッドクラウド監視サービス

「EcoOne ハイブリッドクラウド監視サービス」は、オンプレミス環境、マルチクラウド環境を一元的に監視できる統合監視サービスです。「 EcoOne ハイブリッドクラウド監視サービス」は、「EcoOneサービス」のオプションとなります。

見逃し配信
~AWS月額100万円以上ご利用の方、必見!~『AWS利用料30%削減する王道パターン大公開』

~AWS月額100万円以上ご利用の方、必見!~『AWS利用料30%削減する王道パターン大公開』

2023/06/21 (水)

昨今 クラウド移行などで利活用が進む中、同時にクラウドの維持コストに関する見直しの相談を多くいただいております。 JBCCでは、クラウド移行を始め、600社を超えるお客様のアセスメントの実績から、すでにクラウド利用中のお客様環境の最適化も行うことで、一過性の削減対応だけでなく、それを継続的に見直すためのサポートもサービス提供しております。 本セミナーでは本格的にAWSをお使いの企業に向けて、30%削減した事例とともに、削減にいたるまでのプロセスをご紹介します。 特に月額100万円以上 ご利用中の企業にとっては、大きな削減効果をもたらすことが見込めますので、ぜひ ご視聴ください。