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東北電機製造株式会社 様

情シス人員半減を実現 原価・現場・承認業務を効率化した生産管理導入事例

情シス人員半減を実現 原価・現場・承認業務を効率化した生産管理導入事例

東北電機製造様は、昭和33年(1958)設立された宮城県多賀城市に本社のある電力機器メーカーです。東北電力と日立製作所の合弁会社で、主力は変圧器などの配電機器のほかに、配電盤などの制御・保護システムを製造しております。変圧器は、電力を効率的に使い、省エネルギーを実現するために必要な機器で、スマートグリッド(次世代電力網)の重要な構成要素としても大きな需要が見込 まれております。 電力の効率化は震災以降に特に注目が集まっておりますが、奇しくも東北電機製造様自身が、震災に遭われております。工場は浸水し生産が不可能な状況でした が、電力網の早急な復旧が求められている中、新潟県と茨城県に生産場所を借りて、2011年4月には仮設住宅向けの柱上変圧器などを出荷再開しております。

会社名 東北電機製造株式会社 様
設立 1958年4月
所在地 宮城県多賀城市
事業内容 電力機器の開発、設計、製造、販売
URL http://www.tem.co.jp/index.html

2025/04/01より、JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(JBAT)はJBCC株式会社と合併いたしました。本事例は取材当時のものであり、現在の社名・製品名等が異なる場合がございます。ご了承ください。

この記事の目次

導入目的

1)これまでのシステムは、自社の情報システム部門にてスクラッチ開発したもので、導入から20年強、販売・生産・経理の基幹業務を支えてきました。しかしシステムの規模が大きくなるにつれ、システムの中身が複雑になり、業務効率化のための新規の要望の開発に多大な工数がかかるようになってきました。

2)時間が経過するにつれ、データに一貫性が無いなど非効率な面が顕在化してきておりました。
このような課題を解決するために、パッケージソフトウェアをベースとしたシステムにリプレースを行うこととなりました。販売・生産管理システムについてはR-PiCSを採用し、給与、会計システムについては東北電力企業グループのシェアードサービスを採用し、販売・生産・会計の連携されたシステムを構築しました。

システム導入効果

1)情報システム部門の負担の軽減
システム開発業務を外部に委託し、管理帳票の作成やマスタメンテナンス業務をエンドユーザ部門に移管したため、情報システム部門の負担が軽減され、情報システム部門の人員を7名から3名に削減することができました。

2)原価計算業務の効率化
従来は、伝票を経理部門にて各製品ごとに集計していましたが、直接材料費や直接労務費が自動的に集計されるようになったため、経理部門の原価計算業務の負荷が軽減されるようになりました。

3)工場内での実績登録や確認作業の効率化
ハンディターミナルを用いた受入、完成、出荷の実績登録の効率化を実現しました。具体的には外部委託している出荷業務にて、従来は、ピッキング指示に基づいて委託業者がトラックに積んだものを自社担当者にて確認していましたが、出荷業務での誤出荷防止のチェック機能を設け、自社担当者による確認業務を不要とし、工数の削減を実現しました。

4)承認業務の効率化
受注や発注業務において、従来は紙を用いた承認業務を行っておりましたが、電子承認のしくみを取り入れたため、承認業務の効率化の実現とともに承認履歴の管理を行えるようになりました。

震災時、工場は浸水しましたが、幸いにもシステムは稼働を続けることができました。そのため、茨城県に生産場所を借りていた制御システム部門(現在は本社に戻っている)では、現地でネットワークを通してR-PiCSの運用を続けることができました。

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