法人向けオンラインストレージ「Dropbox Business」

Dropbox Business とは?
Dropbox Businessは米国のDropbox, Inc.が提供するオンラインストレージサービスです。ビジネスにおける、デジタルファイルの共有や管理、コラボレーション機能を搭載し、柔軟かつセキュアに利用するための機能が充実。ユーザーはファイルをオンライン上に保存し、必要なときにどこからでもファイルへアクセスできるようになります。日本語版は2011年にリリースされ、2023年4月時点で、グローバルで7億を超えるユーザーに利用されている世界最大規模のオンラインストレージサービスです。
主な機能
Dropboxはファイル共有に限らずバックアップや電子署名(オプション)、コラボレーション機能といった、ビジネスを効率化する様々な機能が付随しています。
- ファイル共有
- Dropbox上に文章やエクセルのファイルをアップロードすることで、メンバー間でファイルの閲覧や編集を行えます。
- ファイル管理
- Dropboxは一般的なPCのファイル管理システムと同じ階層構造となっており、フォルダを作成してファイルの整理やアクセス権限の管理が可能です。またプランによりますが容量無制限で利用できます。
- コラボレーション
- Dropboxを利用した業務をスムーズに行うためにコメント機能やツール連携機能が提供されています。
- セキュリティ
- Dropboxは企業の機密情報を取り扱うことも考えられるため、情報流出を防ぐためにランサムウェア対策や大量のデータダウンロード・移動・削除などの異常行動の検知をはじめとしたセキュリティ機能が提供されています。
- 電子署名
- オプションの「Dropbox Sign」を利用することで、 共有したファイルに対して電子署名(インターネット上での押印)を行えます。
Dropbox Business がこのようなお悩みを解決します
- ファイルサーバーの容量がいつもいっぱいで削除してもらうのも限界
- 現行のファイルサーバーだとテレワークやモバイル対応ができない
- データ量が多すぎてバックアップが一日で終わらない
- サーバーやパソコン入れ替えの度に発生するデータ移行を辞めたい
- 容量不足による拡張や、故障時の対応などもう辞めたい
- ランサムウェアの攻撃からどうやって守ればいいかわからない
Dropbox Business の特徴
社内でも、外出先からでもユーザーにとって使いやすい
DropboxをPCやスマホ、タブレットにインストールすると、専用のフォルダが作成され、デバイス間でファイルが自動的に同期されます。ユーザーはこれまで通りエクスプローラーやFinderと同じ使い勝手で利用することが可能です。また、外出先でオフライン作業していても、オンラインになった際にファイルが同期されるため、ユーザーはローカルかクラウドかを意識することなく、どこからでもスムーズにファイルへアクセスすることが可能です。

大容量ファイルも快適に安全に転送、共有が可能
Dropboxは独自の同期機能「Dropbox Transfer」により、最大100GBのファイル転送が可能です。またデータのセキュリティに重点を置いているため、ファイルはすべて暗号化され保存されます。また、2段階認証などのセキュリティ機能も充実しているため、社内メンバーとの共有はもちろん、社外のユーザーとも安全に快適に共有できます。

30万を超えるアプリとのコラボレーションで業務効率化
Dropboxはビジネスに欠かせない Microsoft 、Zoom、Salesforce社等との機能連携も充実しています。多くの日本国内のアプリとも連携しており、連携アプリは約30万を超え、あらゆるユーザーの業務効率化を支援します。
Dropboxのコラボレーション機能例
- Microsoft 365
- Microsoft 365 との連携で、Dropboxに保存した Word、Excel、PowerPoint などのファイルを直接編集でき、変更内容は Dropboxに自動的に反映されます。またファイルは同時に編集もできます。
- Googleプロダクト
- Google Workspaceとの連携で、Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドを、Dropbox上で作成や管理、共有が可能になります。
- Salesforce
- Salesforceとの連携で、SalesforceからDropboxに保管されたファイルにアクセスし、共同作業を進められます。
- Slack
- Slackとの連携で、SlackのファイルをDropboxに保存し、Dropboxのアクティビティに関する通知をSlackで受信できます。
- Zoom
- Zoomとの連携で、DropboxからZoomのミーティング作成や参加、DropboxのファイルをZoomで表示できます。
サポート
Dropboxではプラン毎にサポート内容が異なります。企業向けのStandard / Advancedプランではメール・ライブチャットでのサポートに加えて、営業時間内の電話でのサポートを受けられます。
料金プラン
Dropboxでは個人向けも含め7つのプランが用意されており、企業向けにはStandard / Advanced / Enterpriseの3つのプランが提供されています。契約は月単位と年単位のプランとなっており、年単位の場合、月単位よりも20%安い料金でサービスが利用できます。
プラン名 | Standard | Advanced | Enterprise |
---|---|---|---|
料金 |
1ユーザーあたり 1,800/月 18,000/年間 |
1ユーザーあたり 2,880/月 28,800/年間 |
要問い合わせ |
容量 | 5TB/1チーム | 利用ユーザー数×5TB | 必要な分だけ利用可能 |
主な特徴 |
・ファイル・アカウントの復元 ・外付けドライブの自動バックアップ |
・常時監視のセキュリティ監視、通知 |
・セキュリティツールと可視化 ・専任のカスタマーサポート |
大容量ファイル受け渡し | 50GB | 100GB | 100GB |
ファイルの復元とバージョン履歴 | 180日 | 1年 | 1年 |
データ分類(機密情報のラベリング) | - | 可能 | 可能 |
ランサムウェアの検知 | - | 可能 | 可能 |
多要素認証・デバイスの遠隔削除 | 可能 | 可能 | 可能 |
閲覧履歴 | - | 可能 | 可能 |
シングルサインオン | - | 可能 | 可能 |
エンタープライズ モビリティ管理(EMM) | - | - | 可能 |
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ファイルサーバーのクラウドへの移行は、スムーズな情報共有による業務効率化や、物理的な機器を保有しないためセキュリティリスクが低減するなど、さまざまなメリットがあります。しかし、オンラインストレージサービスには多くの機能があるため、自社の課題を整理して最適なサービスを選ぶのは容易ではありません。また、既存のデータ移行などの計画や準備も必要です。
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オンラインストレージの選び方
この動画では、 DropboxとBoxを徹底的に比較分析しています。ストレージ容量やフォルダ構造いった基本情報にとどまらず、 社外共有・セキュリティ対策・利便性など、ビジネスシーンにおける重要ポイントを分かりやすく解説します。
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