ＪＢＣＣでは、まずは自分たちが試してみて、本当に良いものをお客さまにおすすめする社内ショーケースを推進しています。その中の一つに、当社が採用していたサイボウズ社のグループウェア「Garoon（ガルーン）」がありました。その後、ノーコードで業務アプリが作成できる「kintone（キントーン）」が登場し、社内で利用していたグループウェアも「Notes（ノーツ）」から「kintone」へ移行。そのノウハウを元に、2017年から本格的にサイボウズ製品の販売と開発に力を入れてきました。
「もっとたくさんのお客さまにkintoneの魅力を知っていただきたい！」と、当時から社内外で積極的にkintoneの魅力を伝え続けるメンバーに話しを聞きました。
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目次 |
1.kintone（キントーン）とは？
サイボウズ社が提供する「kintone」は、プログラミング知識がなくても、顧客管理や日報などの業務アプリを簡単に作成し、運用することができるクラウドサービスです。これまで紙の書類やExcelで管理していた情報を、kintoneを利用して業務アプリを作成すれば、PCやスマホからもスムーズにアクセスできるようになり、チームのコミュニケーション強化や業務の効率化を簡単に実現することができるツールです。
2. kintone販売と開発のきっかけ
マーケティング本部 和田さん
きっかけは、サイボウズさんからの紹介です。当初、kintoneは「ノーコード」と聞いていたので、システム開発が得意なＪＢＣＣにはライセンスの販売しかできないだろうと思っていました。ですが、プログラミングで機能拡張ができること、他のシステムとも連携ができるようになったことを伺い、これまでＪＢＣＣではクラウド（SaaS）ベースの開発経験がなかったので、面白そうなのでやってみよう！となり、小規模の開発案件から着手しました。それまでのグループウェアといえば「Notes」で、これまでたくさんのお客さまの開発を支援してきましたが、kintoneの開発をはじめてみると、Notesのようなわかりやすい操作性と、ノンプログラミングで業務アプリが作成できることから、これは今後お客さまに求められるサービスだと確信しました。そして、本格的にkintoneのライセンス販売と開発を進める体制づくりに着手し、前職でサイボウズ製品の経験があった宮田さんと一緒に、営業向けのkintone勉強会を実施。kintoneに精通したスペシャリストを "ソムリエ" と認定し、お客さまへの提案活動を積極的に進めてきました。こうして、2003年にサイボウズの公式パートナーとして、企業のkintone活用を支援しています。
3. 開発者もどっぷり深みにハマる「kintone」
SI事業部 超高速開発センター 仲地さん
kintoneは、ユーザーにとっても開発者にとっても親しみやすいツールです。こんなアプリがあったらいいなと思いついたときに、kintoneとJavaScriptによるカスタマイズであらゆる仕組みをカタチにすることができます。トライ＆エラーのスピードが格段に速くなるので、成果もすぐに得られます。触れたら触れた分だけ次につながる経験やアイデアが得られるので、ユーザーも開発者も気づけばどっぷり深みにハマる、そんな魅力溢れるツールです。お客さまにスピード感を持ってアプリの提供ができるようになった一方、ご相談いただくケースが増えすぎて対応しきれなくなるといった問題もありましたが、SE向けの勉強会や、kintone認定アソシエイトの資格取得を積極的に推進し続けたことで、徐々に浸透し、解消してきました。
4. 開発で見えてきたJavaScriptの壁
SI事業部 超高速開発センター 守屋さん
kintoneの開発をはじめた当初は、お客さまの要望に寄り添うことに注力していたため、JavaScriptでの開発を進めていました。JavaScriptで開発すれば、あらゆる要件に対応できるものの、その一方で無茶な開発をしてしまい、その後の改修が難しくなるケースが発生するようになりました。当初は限られたメンバーでの開発だったため、カスタマイズを引き継ぐのも難しく、属人化してしまうといった課題も出てきました。また、お客さまからは自分たちでカスタマイズを行いたいといった内製化の相談も増えてくるようになりました。
5. お客さまの業務にマッチした提案、開発へ
kintoneソムリエ 宮田さん
このような課題やお客さまの声にお応えするために、私たちはたくさんのアプリサンプルやプラグインを試し、お客さまの業務にマッチしたアプリを提案するようにしました。まずはkintoneの標準機能で作成し、足りない機能があればプラグインの導入をおすすめする。できるだけ無理な開発にならないように、標準機能でできることとできないことをご理解いただきます。また、お客さま自身でカスタマイズもできるように、設定をするときはお客さまと一緒に確認しながら設定するようにしています。一緒に確認していただくことで、自然とお客さまにもスキルが身に付き、ご自身でどんどん開発を進めていかれるケースもあります。ちなみに、ＪＢＣＣがおすすめしている主なプラグインはこちらです。
参考：ＪＢＣＣおすすめプラグイン
- kintoneをより便利にする機能がセットになった「ATTAZoo＋（アッタゾー プラス）」
- ノーコードでkintoneをカスタマイズ 「gusuku Customine（グスク カスタマイン）」
- kintoneの自由度を高めるトヨクモ社 プラグイン４種
- Webフォーム作成ツール「FormBridge（フォームブリッジ）」
- kintone内の情報を外部公開ツール「kViewer (ケイビューワー)」
- 帳票出力ツール「PrintCreator（プリントクリエイター）」
- メール送信ツール「kMailer（ケーメーラー）」
【関連記事】kintoneの最初のプラグインに最適！つまずく前に入れておきたいお役立ちプラグイン情報
6. 毎日の業務をより効率的に
私たちもどっぷりハマるkintone。もっとたくさんのお客さまにその魅力を知っていただいて、毎日の業務をより効率化していただきたいと考えています。ＪＢＣＣでは、これからkintoneの導入を検討されている方やすでに導入されている方向けに、kintoneを知り尽くしたソムリエが業務にマッチした使い方や最適なプラグインをご紹介する相談会やセミナーを随時開催しています。お困りのごとがあれば、ぜひお気軽にご相談ください！
ご相談お待ちしています！
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ワンランク上のkintoneにするために、役立つプラグインは数多くあります。プラグイン選びで迷った時には、ＪＢＣＣのkintoneソムリエにご相談ください。kintoneを知り尽くしたソムリエが課題を丁寧にヒアリングし、費用対効果の高いベストなプラグインをご紹介します。 |
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ＪＢＣＣ株式会社ＪＢＣＣ株式会社は、企業のデジタル・トランスフォーメーション（DX）を支援するITサービス企業です。クラウドサービスを中心にシステムの設計から構築、運用までを一貫して手掛けており、クラウド 2,150社、超高速開発による基幹システム構築 460社、セキュリティ 1,100社の実績があります。 |
