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Microsoft TeamsとZoom ビジネスコミュニケーションの最適な選択

公開日 : 2023年11月22日
更新日 : 2024年03月29日

Microsoft TeamsとZoomは、どちらもビジネスコミュニケーションやコラボレーションを目的としたビデオ会議プラットフォームです。それぞれ、ビデオ会議、チャット、画面共有などの機能を提供しますが、アプローチは若干異なります。
本記事では、TeamsとZoomの機能や特徴を比較して解説します。目的に合わせたツール選定の参考にしてください。

Microsoft TeamsとZoom ビジネスコミュニケーションの最適な選択

目次

  1. Microsoft TeamsとZoomの仕様の比較
  2. Microsoft Teamsの特徴と強み
  3. Zoomの特徴と強み
  4. まとめ

1. Microsoft TeamsとZoomの仕様の比較

Microsoft TeamsはMicrosoft 365との統合していることが強みで、共同作業機能が豊富です。OneDriveやSharePointと連携することもできる他、会議を開かなくてもチャットなどでもチーム内でコミュニケーションを図れるため、コラボレーションプラットフォームとして活用することができます。

Zoomは参加者がユーザー登録しなくても使えるため、多くのユーザーが利用しています。様々なOSやデバイスでアクセスできる上、挙手やグループセッション機能などビデオ会議を効率的に行う機能が備わっており、小規模なウェブ会議から大規模なウェビナーのプラットフォームとしても使われています。

■会議の時間制限:
Microsoft Teams::通常は60分ですが、有料プランでは最大30時間の会議が可能。
Zoom::無料プランでは40分まで、有料プランでは最大30時間の会議が可能。

■録画・録音:
Microsoft Teams::有料プランでのみ録画・録音が可能。
Zoom: 無料プランではローカル保存のみ可能で、有料プランでクラウド保存が可能。

■参加人数:
Microsoft Teams:最大300人まで。
Zoom::通常は最大100人、有料プランでは最大1000人まで。

■その他の機能:
両ツールともに画面共有、遠隔操作、外部ツール連携、ウェビナーの機能、バーチャル背景機能などがある。

2.Microsoft Teamsの特徴と強み

Microsoft 365との統合

Microsoft TeamsはMicrosoft 365と統合されており、WordやExcelなどのアプリケーションとの連携がシームレスです。これにより、ビデオ会議だけでなく、リアルタイムで文書を共同編集するなどの作業もTeams内で行えます。これは特にMicrosoft 365ユーザーにとっては大きなメリットで、効率性を向上させる要素となります。

豊富な共同作業機能

Microsoft Teamsはコラボレーションプラットフォームとして設計されており、ビデオ会議だけでなく、チャットやファイル共有、アプリケーションの統合など、広範な共同作業機能が提供されています。これにより、リモートワーク環境での円滑な業務連携が可能です。

セキュリティの高さ

Microsoft 365のセキュリティフレームワークを活用しているため、データ保護やセキュリティにおいて非常に信頼性が高いです。企業のデータ保護やコンプライアンス要件をサポートするため、セキュリティに対する不安を低減させます。

信頼性の向上

Microsoft Teamsは大手企業や組織で幅広く利用されており、その信頼性は高まっており、多くの企業がMicrosoft Teamsをビジネスコミュニケーションの中心として採用されています。

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3. Zoomの特徴と強み

Zoomはシンプルで使いやすいビデオ会議ツールとして知られています。ミーティングをスケジュールすると会議用のURLが発行され、そのURLを共有するだけで社内外のユーザーを会議に招待することができます。実際、多くの人々がリモートワークやオンラインイベントで利用しています。

有料プランを購入すると、最大1万人が参加するウェビナーを開催できます。Web会議やウェビナーをホストするような使い方の場合、Zoomが便利でしょう。

なお、Zoomのセキュリティに関して、以前はいくつかの問題が指摘されていましたが、現在は脆弱性への対策が施されており、安全性は高まっています。また、パスワード保護や待機室などを活用することでセキュリティを高める設定も用意されており、これらの機能を正しく使うことでセキュリティリスクを低減できます。

4.まとめ

Microsoft Teams、Zoomともにビデオ会議システムですが、それぞれ特徴が異なります。企業のニーズに応じてどちらが適切か考慮する必要があるでしょう。

Microsoft Teamsは、コラボレーションやMicrosoft365との統合、セキュリティ機能が優れています。Zoomは、使いやすさと大規模なビデオ会議に焦点を当てて機能を拡張しています。データ保護を重視する企業ユースの場合、Teamsを選択する方がメリットが多いと言えるでしょう。JBCCでは、クラウドサービスの使いこなしなどを伝えるワークショップを開催しています。Web会議の使い分けや使いこなしなどに課題や不安をお持ちの場合はぜひご相談ください。

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